さよなら、アルゴス
今日の夕方、僕の実家で飼っていたボーダーコリーのアルゴスが永眠しました。
13歳近い年齢だったので、人間で言うと90歳にもなります。
数ヶ月前から足腰が弱り、階段などの昇り降りが苦手になっていたのですが、数日前から急に立てなくなり、痙攣を起こしたり、鼻血を出したりするようになりました。
獣医の診断では恐らく脳腫瘍だろうとのことですが、年齢から言うと寿命なのでしょう。
僕の実家を幼い頃から「アルの家」と呼んできた子供たちを、最後のお別れに連れて行きました。何とか間に合って良かったです。子供好きだった彼は、力のない頸を持ち上げて、大きく口を開け、笑うような表情をしました。
息を引き取ったのは僕らが帰った後だったので、今際の時には立ち会うことができませんでしたが、苦しむこともなく安らかな最期だったそうです。
オデッセウスの忠犬アルゴスのように、20年も生きることは出来ませんでしたが、僕ら家族にかけがえのない思い出を残してくれました。
ありがとう、アルゴス。さよなら、アルゴス。
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コメント
ペットの死は悲しいですよね。私も17年飼った猫が死んだときには涙が出て仕方がありませんでした。今でも楽しい記憶を与えてくれたことに感謝しています。
コリーのアルゴス君、澄んだ目をしていますね。ご冥福というのもちょっと変ですが、安らかに眠ってほしいと思います。
投稿: Naru | 2014年12月16日 (火) 20時28分
ありがとうございます。
僕はずっと一緒に住んでいた訳ではないので、そんなに喪失感は大きくありませんが、両親にとってペットロスは僕が思う以上に深刻かもしれません。
両親は「もう年齢的に犬は飼ってやれないしなあ」と言っています。盲導犬のパヒーウォーカー(子犬を一年間だけ契約で育てる里親)を勧めてみようかと思っています。
投稿: akamatsu | 2014年12月16日 (火) 23時19分