Eric Clapton 大阪公演
もしかしたら、最後のツアーになるかもしれないと言うので(ここ最近は来日する度にそう言われているような気もしますが)、行って来ました。
ここ20年ほどは来日公演がある度に欠かさず行っていたのですが(大阪で複数回公演がある時は2−3回行ったこともありました)、前回のスティーヴ・ウィンウッドと演った公演はどうしても仕事の都合が付かず行けませんでした。
だから何年ぶりになるでしょうか。Eric師匠とお逢いするのも久しぶりです。
席はUDOの会員先行予約で手に入れたものですが、追加発売の席らしく、ステージの左袖。モニター・スクリーンも見えない席ですが、ギターを右に傾けて弾く癖のクラプトンのギターは良く見えるし、スティーヴ・ガッドのドラミングも真横から見られるという、なかなか美味しい席でした。
ほぼ時間通りに始まり、オープニングは'Pretending'。なかなか切れの良いスタートでしたが、エンディングはガッドが間違えた??
今回のツアーはリハが足りなかったのかな、全体的に荒い印象。
クラプトンのミス・トーンも多かった。真横から見る背中も丸く、やっぱり歳取ったなあという印象は拭えませんでした。
'I Shot The Sheriff'なんてアレンジもソロも素晴らしかったんだけど、「よし、ここからもう1廻しでソロが盛り上がるぞ!」と思ったところでやめちゃうんだよなあ。
今回はセカンド・キーボードに、エース、スクィーズ、マイク・アンド・ザ・メカニックスに在籍していたポール・キャラック。この公演では3曲歌い、エース時代のヒット曲'How Long'なんて結構盛り上がりました。
…が!、アンコールはポール・キャラックが歌った1曲だけというのはどういうこと???
この大阪公演だけがたまたま体調でも悪かったのか?と思ったのですが、どうやら日本最終公演(武道館)も含めて、他の公演でもアンコールはキャラックのボーカル'High Time We Went(ジョー・コッカーのカヴァー)'のみ。
う〜ん、やっぱり歳には勝てないか…。ポール・マッカートニーは71歳でも頑張ってたんだけどなあ。
ツアー・パンフには「皆さんにさよならを言っておきたい。」なんて意味深なこと書いてあるし…。
それでも随所に、「これぞクラプトン!」というソロも多く、また何と言ってもポール・キャラックやコーラスが歌っている時のバッキングの切れは素晴らしかった!
そう思うと、これまで大抵サイド・ギターがいたのに、今回は独りギター。この辺の違いもあったのか。やはりサポート・ギタリストがいた方がクラプトンのプレイは光るのかも。
大規模なワールド・ツアーはこれが最後かもしれないけど、日本好きなクラプトンのこと。また必ず単発でも来日してくれることを信じています。
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