« クリスマス狂想曲 | トップページ | 誕生日 »

2014年1月20日 (月)

大瀧詠一氏を悼む

20140108_0726

昨年12月〜年始に掛けて、周囲で沢山の人が亡くなった。

その昔、苦楽を共にした友人。仕事関係の方々。そして、敬愛してきたミュージシャン。

あまりに多くの訃報が重なったので、陰鬱とした気分で1月を過ごしてきたが、プライベートなことはさておき、昨年12月3日に亡くなったドラマーの青山純氏と12月30日に亡くなった大瀧詠一氏については、少しだけ記しておきたい。

お二人ともまだまだお若く、本当に突然の訃報であったため、今だに現実感がない。

青山純氏のプレイは80−90年代によく聴いた。もしかしたらステージで一番よく観たプロのドラマーだったかもしれない。ご本人は基本的にジョン・ボーナムやカーマイン・アピスなどのブリティッシュ・ヘヴィー・ロックの超絶テク・ドラマーをルーツとしていたそうだが、アカデミックな音楽教育も受けておられたようで、知的で繊細なプレイとのバランスが絶妙だったと思う。絶妙すぎて、凄いことをやっているのにサラリと聴けてしまうのも彼のドラミングの特徴だったようにも思う。

大瀧詠一氏については、僕はいわゆる「ナイアガラー」を名乗るほどの音源は集めていないが、様々な形で音楽について色々なことを教えてもらった「先生」のように思っている。

自分の仕事は「アルバム」を発表することだけではないのだと、DJその他のすべての表現を「アルバム」と同等に考えておられたようだが、やはり新しい「アルバム」が聴きたかった。

細野晴臣氏が、昨年の秋に逢った時に何でも手伝うからまたレコードを作ろうと話したと言われていたが、そんな夢も幻になってしまったかと思うと天を仰ぐ気持ちになる。

細野氏はまた、大瀧氏の持っていた豊富な音楽知識が失われてしまったことが残念でならないという発言をされていたように思うが、実に多くの人が同様のコメントをされており、大瀧氏の縦横無尽な音楽知識の宝庫が閉じられてしまった喪失感は、他の誰でも埋めようがないように思う。

改めて、おふたりのご冥福をお祈りします。

|
|

« クリスマス狂想曲 | トップページ | 誕生日 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« クリスマス狂想曲 | トップページ | 誕生日 »