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2013年8月31日 (土)

夏旅行2013〜佐渡島

毎年恒例のお盆休みの夏旅行。

昨年は長男が受験を控えていて行かなかったので、今回は2年振り。

2010年5月に隠岐島に行き、凄く楽しかった記憶があったため、とにかく離島へ行こうということになり、ターゲットを佐渡島に。

僕の仕事の休みは8月14日からだったけど、渋滞を避けるために13日の仕事を終えてから夜遅くに出発。

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夜の内に京都を越え、草津JCTの向こうまで行けばとりあえず安心。その夜は多賀SAで車中泊。

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翌朝(14日)は北陸道に入り、ひたすら北上。有磯海SAで昼食を摂って、昼過ぎには最初の目的地、上越市のうみてらす名立へ。

それほど大きくはないけれど、流れるプールにスライダーもあって子供たちは3時間余りたっぷり遊んで大満足。そのままそこで温泉へ。夕食もここで済ませ、道の駅にもなっているので車中泊もと思ったけれども、佐渡に渡る前に洗濯をしたいという家内のリクエストに応えて直江津港近くに移動。コインランドリーを探して、そのままそこの駐車場で車中泊。

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翌朝(15日)は6時には直江津港に行き、7時発の佐渡行きこがね丸に乗船。

それほどの混雑もなく、海も穏やか。

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2時間40分の船旅を終えて着いたのは小木港。

あまり大して計画は立てていなかったけれど、とりあえず港近くの観光センターで大人用の自転車(電動アシスト自転車だった!)を2台借りて、キャンカーに積んできた子供用自転車3台と一緒にサイクリング。次女は僕の荷台に座ったけれど、電動アシストなので楽チン。上り下りが結構きつかったけれど、矢島・経島に到着。結果としては自転車で来て正解。道が狭くて、キャンカーではちょっと入れなかったかも。

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ここに来たら何はともあれ「たらい舟」。

乗ってみて意外な安定感にビックリ。荒れた海でも波に巧く乗るので、通常の船よりも転覆しにくいとのこと。

地元の人は10歳になる頃に親から「My たらい舟」をプレゼントされるだそうな。

情人恋しさに柏崎まで佐渡海峡60Kmをたらい舟で十数時間かけて往来した娘お弁(お光)(佐渡情話)の碑もあった。

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灼熱の中、またまた自転車を漕ぎ漕ぎ坂道を上り下り小木港に戻り、近くの定食屋で昼食。新鮮な魚介類が食べられるかと思ったが、旬のものはないのか、烏賊と甘エビ程度。残念ながらこの旅行中は、それほど美味しいと思える地のものは食べられなかった。

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昼食後に訪れたのは佐渡金山

僕らのイメージとして佐渡というと「金山」のイメージがあるけれど、正確には金銀山であり、銀の産出量の方が遥かに多いらしい。

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あまり写真でははっきりしないけど、江戸時代の坑道を再現した「宗太夫坑コース」には動いたり喋ったりするちょっとリアルな坑夫たちの人形が沢山あって、結構不気味…。

子供たちは、旅行前日に兵庫県歴史博物館でお化け屋敷の展示を観てきたのだけれど、それ以上に怖かったらしい。

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ちなみに、近代以降の坑道を観て歩ける「道遊坑コース」も行ってみたが、こちらは寒いだけで何もない。

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山の頂上をV字に割った「道遊の割戸」は壮観。近くまで登って見られる。

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金山を抜けて、そのまま山の方へ向かうと大佐渡スカイライン

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1000m近い標高から佐渡全体を見渡せるが、天気が良い割に全体的に霞んでいて、それほど絶景感はなかったのが残念。

スカイラインから人里へ降りる道は、地図には載っていないが、自衛隊基地のある防衛省管理の道になっており、何故か一般的なアスファルト道路ではなく等間隔に窪みが付けてあるコンクリートの道になっており、下りの急勾配では結構怖かった。

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そうこうしている内に、佐渡第1日目もあっという間に日暮れ。

夕日スポットとして有名な真野湾の人面岩へ。

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のんびり夕日を眺めていると時間もなくなり、近くに温泉を探したけれどもすぐ傍には日帰り温泉はなさそう。

近くにあった大きな温泉旅館「八幡館」で尋ねてみたら、通常は日帰りは昼しかしていないそうだけど、車のナンバーを見た駐車場係の人が「遠くから来られたんですねえ。」と言って、特別に入浴できるように頼んでくれた。感謝!

皇族が来られたこともあるらしい由緒ある旅館の風呂は意外にも空いていて(駐車場は一杯だった)、ゆっくりできた。

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夕食は通りがかりのスーパーで買った食材で済ませ、佐渡唯一の道の駅「芸能とトキの里」で車中泊。

以前はここでロボットによる能楽なども見られたそうだが、今は駐車場とトイレが使えるのみですべて閉鎖されており、周りには何もない、何とも寂しい道の駅だった。

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明けて佐渡2日目(16日)。

佐渡と言えば「トキ」ということで、朝早くから道の駅からほど近いトキの森公園へ。

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しばらくトキに関するビデオや展示を見て回り、「ニッポニアニッポン」にご対面。

日によってはすぐ近くまで寄って来ることもあるようだけれども、残念ながらこの日は20-30m先のトキたちを眺めるだけ。

しかし、トキの保護や繁殖への取り組みはなかなかに面白く、子供たちも興味津津。

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トキの森公園を後にし、近くの有名なソーセージ店「へんじんもっこ」へ。

サラミ・ソーセージで多くの賞を獲っている店らしく、店内の床に無造作に数多くのトロフィーが置かれていた。とろりと柔らかな食感のサラミは他では味わえないものだが、全体的に塩味が強く、我が家の舌にはあまり馴染まなかったようだ。

昼食は近くのスーパーで買った食材で。スーパーでは取り立てて佐渡特有の食材というものは多くなく、結局旅行中も自宅で食べるものとあまり変わらないメニューばかりだった。

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そのまま佐渡の東海岸を北上し最北端へ。

上の写真は北端にある二ツ亀という島。潮の満ち引きで陸続きになることもあるようだ。

今回の旅行ではこの辺りの風景が一番印象に残ったと思う。

海水の透明度も高く、海水浴客が多く、このままここの海で遊んでこの場で車中泊をしようかという案も出たけれど、近くには温泉も食材を仕入れる店もなく、先を急ぐことにした。

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二ツ亀から2Kmほど西に大野亀という標高167mの丘があるのだが、何とこれが1枚岩で出来ているそう。

頂上まで登れるようになっているが、ほとんど直線状の狭い道を登って行くので結構険しい。しかも地盤も滑りやすく大人の足でも20-30分かかる。

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家族全員で登りきってこの笑顔。

今回の旅行ではこの「登山」が一番楽しかったかも。

頂上から見る景色は、車で通りすがりに見る景色とはまた格別で、本当に絶景。

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大野亀を降りてから、今度は佐渡の西海岸を南下。尖閣湾を見る予定だったが、すっかり遅くなってしまったので、もう少し南下して相川まで行き、ワイドブルーあいかわという公共温泉施設でひと風呂。向かいのコンビニで食材を仕入れて食事。コンビニでコインランドリーがないかと尋ねたところ、佐渡で一番開けている佐和田町にはあるというので、15分程移動して洗濯しながら車中泊。

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翌朝(17日)は佐渡の西海岸を少し北上し尖閣湾へ。

「尖閣」というと沖縄の尖閣諸島が思い浮かぶが、そもそも「尖閣」というのはフィンランドのハルダンゲル・フィヨルドを日本語にしたものだそうで、地形・風景が似ているのだそう。

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尖閣湾を巡る、船底の一部が透明強化ガラスで海底観察の出来る「水中透視船」というのに乗ってみた。海側から見る景色はそれほど印象の強いものではなく、当日の潮の加減か日本で有数の透明度と喧伝していた「水中透視」もあまり澄んで見えなかった。

むしろ陸側から見た景色の方が雄大。

道端にあったひまわり畑から尖閣湾を臨む。

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尖閣湾を後にし、佐渡西川ゴールドパークで砂金とり体験。

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みんな砂金を見て眼が眩んだのか(笑)、これが結構盛り上がった。

僕らが体験したのは初級コース。砂金の採れる川砂がそのまま施設の中の流し台のようなところに撒かれており、その砂の中から特殊な道具を使って砂金を取り出す。

要は比重の大きな砂金は常に底に沈むので、それより上の部分の砂や砂鉄を攪拌しながら捨てていくだけの作業だが、これがなかなか難しい。職員の方は片手であっという間にやって見せてくれるのだけど。

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欲が出て頑張った分、イライラしたり、中腰で腰が痛かったり・・・、楽しみました(笑)。

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黒い砂鉄の中に混じっている砂金が分かりますか?

砂金は家族6人で16個採れたので、4つずつに分けてそれぞれペンダントやキーホルダーにしてもらった。

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砂金採りで大いに盛り上がり、すっかり時間がなくなった。

佐渡の南海岸(赤泊など)も廻ってみるつもりだったけど時間切れ。基本的には風景を楽しむだけなので子供たちは興味なさそう。

ゴールドパークから船の出る小木港まで少し遠まわりをして七浦海岸を抜けて走った。

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船は17時に出発。

さよなら佐渡。たくさんのカモメの群れがお見送り。

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2時間40分船に揺られ(船の中でコンビニ弁当の夕食)、直江津港近くの温泉に入った後、夜の内に少しでも家に近づこうと北陸道へ。

5月の連休に能登半島に行った帰り、金沢への上り路線がかなり渋滞したので、夜の間に金沢より南には行っておこうと尼御前SAまで走り車中泊。

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8月18日のお昼には無事帰宅!

走行距離は予想したほどでもなく1290Km。渋滞ポイントはなるべく夜か早朝に走ったので、結果として全く渋滞に遭わず。

佐渡島は、隠岐島の経験から予想していたほどの「離島感」はなく、それはそれで島民にとっては良いことなのだろうけど、そういった意味での旅愁が感じられなかったのは残念。

まあ、コンビニはあるし(全島で9件だそう)、コインランドリーもあったし(多分全島で1件?)、キャラバンはしやすかった。

どうしても隠岐と比べてしまうのだけど、景色の雄大さも隠岐に一歩譲る印象。

それでもあの「金山の」「トキのいる」佐渡島へ行ったという経験は何にも代えがたいもの。充実した2013年の夏旅行だった。

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