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2011年8月21日 (日)

夏旅行2011 総括 その3 「観光地」について思うこと

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津和野を訪れたのは初めてだったが、思っていた印象とはずいぶん異なった。

「山陰の小京都」と呼ばれる津和野。

「小京都」の定義が何なのかは良く分からないが、思った以上に町は広く、「観光」出来るところが一か所に凝縮しているわけではない。

川を中心に山あいに広がる町は何とも言えないのどかな雰囲気で、「観光」するというより住んでみたいと思わせる町で、無理に「観光地」にしてしまうのは何だか惜しい気がした。

住んでいる人たちもそれほど「観光地」としてガツガツしていない様子で、たまたま訪れた旅人としては、このまま「観光地」の垢にまみれずにそっとしておきたい感じもした。

その点、は異なった。

中州に出来た町は、決して狭くないながらもひと所に見どころが集まっており、町全体が「観光地」であるのに巡りやすい印象はあった。

ただ、「萩を世界遺産に」という横断幕を掲げて町の観光整備に取り組んでいる場所もあれば、それとは全く無関係にファミレスなどが立ち並ぶ今の日本のどの町にでも見られる光景が目に付く場所もあった。

「観光地」化された狭い道路を自転車で走ると、そこは地元の人たちの生活道路でもあるらしく、道路の端を一列に走っているにもかかわらず何度もクラクションを鳴らされたり、車の中からこちらに向かって(恐らくは文句を)叫んでいる中年女性がいたりと、明らかに地元民が「観光地」であることに苛立っている様子もあり、「観光客」としては自分たちはあまり歓迎されていないのだなと実感せざるを得ない場面もあった。

「世界遺産に」という目標を掲げて町の活性化を進めようとしている人たちも少なからずいるのだろうけれども、町全体としての合意がなされない印象があり、このあたりは石見銀山の町、大田市大森町とは対照的であった。

秋吉台・秋芳洞の自然造形は圧倒的であった。

「観光地」としての歴史も長く、要所要所のバリアフリー化も進んでいて、スムーズに「観光」を楽しむことができた。

ただ、旧来然とした「自然に与えられたもの」だけに頼りきった草臥れた印象の場所も少なくなく、このあたりは鳥取砂丘に共通したものも感じられた。

洞窟内の照明のLED化や洞窟体験・探検ツアーの設定など、随所に工夫も見られたが、町(洞窟周辺)全体で巧くテーマパーク化すればもっと楽しめるのにとちょっと惜しい気がした。

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以上、今回の夏旅行で地方の観光地をぐるっと回った印象でした。

短い時間で多くの場所を巡ったので、表層的な印象を連ねた部分もありますが、それも一「観光客」の感想として捉えていただければ良いのではないかと思います。

いずれの土地も訪れて楽しい素晴らしい所でした。

楽しかったな、中国地方一周(観光地だけは半周だけど)キャラバン。

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