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2011年7月11日 (月)

「先送りできない日本」「知らないと恥をかく世界の大問題」「知らないと恥をかく世界の大問題2」

以前は、本を読んだり映画を見たりすると、なるべく書評や映画評を書くようにしていた。

しかしこのところなかなかまとまった時間がなく、本や映画に接する時間も減ったうえに、せっかくのそうした記録も残していない。

これではもったいないので、以前書いていたような詳細なものではなくとも、書評や映画評を復活させることにした。

自分の考え方をまとめたり、文章を書く訓練になるのはもちろんのこと、こうした記録を残しておくと、後になって自分で検索して役立つことが結構あるのだ。

まずは池上彰氏の最近の著作をまとめて。

Ikegami_akira先送りできない日本」「知らないと恥をかく世界の大問題」「知らないと恥をかく世界の大問題2

少し前に読んだものだが、「旬」が過ぎてしまわないうちに書いておかないと。

この人はテレビなどで見るときの印象もそうだが、文章の語り口も非常にソフトで読みやすい。ほとんど1日1冊のペースで読めた。

「知らないと恥・・・」というタイトルが付いているが、内容的にはそんなに簡単なことばかりが書かれているのではないと思うけど、それは単に僕が無知なだけか?

ただ、図なども用いてなるべく分かりやすく解説されているのは確か。

しかし、そんな中にも自分の主義主張をきっちりと織り交ぜているのは見逃せない。

いわゆる時事のニュース解説とは違うのだ。

3冊とも、基本論調としては、今世界を構成しているシステムや問題点を広く網羅しながら、日本が如何にのっぴきならない状況に追い込まれているかを説いている。

だが、根底には池上氏独特の楽観論があるように思える。

日本にはまだまだポテンシャルがある。まだやればできるのだと。

なぜ池上彰氏はこれほどまでに大衆に受け入れられたのだろうと考えた時、底流にあるこの楽観性とメディアが巧く結びついたような気はする。

もちろん、そういったメディアに対するリテラシーを研ぎ澄ますように強く警告しているのは池上氏自身でもあるのだが。

いずれにせよ、今の日本と世界をめぐる問題を整理して理解するには非常に優れた本だと思う。ただし、その上でさらに自分自身の考え方や立場を構築するためには、他の人の解説書も読む必要はあるんじゃないかな。

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