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2009年8月 3日 (月)

「ハッピーフライト」

Happy_flight DVDで「ハッピーフライト」を観ました。

誰が見てもハッピーになれる!矢口ブランドの集大成

今回のフライトが機長昇格への最終テストとなる副操縦士・鈴木和博(田辺誠一)、初めての国際線搭乗となる新人CA・斎藤悦子(綾瀬はるか)たちを乗せたホノルル行き1980便は何事もなく定刻どおりに離陸したのだが・・・

「ウォーターボーイズ」「スウィングガールズ」と、ちょっと特異な設定での青春劇でその才能を発揮してきた矢口史靖監督が挑んだ、もっと特異な設定(プロフェッショナルな現場)での群像劇。

取材の過程で監督自身がヒコーキ・オタクになってしまったというのも頷けるほど、現場のディテールに拘った演出で、しかもそれが決してこれ見よがしでなく、さり気なくふんだんに挿入され、ドラマのリアリティを高めています。

そして毎度のことながら、キャラクターの設定やその配置や描き方が絶妙にハマって、矢口流ドラマが構成されています。

笑わせてくれるキャラも、そうでないキャラも、ありそうでなさそうでというギリギリの面白さの中で、プロの現場ならではのディテールが絡み、目まぐるしく場面が変わり展開する群像劇から目が離せなくなります。

そして最後はきれいに落とし所にストンと嵌めるハッピー・エンディング。

作品のタイプとしては三谷幸喜監督の群像コメディー「THE 有頂天ホテル」に近いものがありますが、より洗練された完成度で、まさに矢口ブランドの集大成とでも言うほどの出来だと思います。

矢口ファン、コメディ映画好き、綾瀬はるかファン、ヒコーキ・オタク・・・誰が見てもハッピーになれる一本です。

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