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2009年3月10日 (火)

「幸せのちから The Pursuit of the Happyness」

The_pursuit_of_hapiness

最近、以前の職場の名簿が流出したらしく、自宅に、前の職場の関係者を名乗るセールスの電話がかかってくるようになりました。

電話を取った家内から僕に代わると、何の自己紹介もなくセールス・トークを始める相手。

相手の話を遮って、「この電話番号はどこでお知りになったのですか?」と尋ねると、「それが人の話を聞く態度ですか」と逆ギレ。

あまりの非常識さに思わず「ハハハ」と笑うと、「何笑ってるんですか」と怒り出し、突然「あなた、そういう態度は改めたほうがいいですよ。一体どういう教育を受けてきたんですか!」などと言い出す始末。

あまりに腹が立ったので、「もう切らせてもらいますね!」と一方的に電話を切りました。

非常に不愉快な気分になったのですが、恐らく話を聞かない相手には、こういった個人攻撃をして憂さを晴らしているのでしょう。怒れば怒るだけ相手の思うつぼということか・・・

(ちなみに個人情報保護法第25条において、当該本人が識別される保有個人データの開示の義務が定められており、セールス電話撃退法を掲げるサイトなどには、個人データの入手先を聞くことを挙げていることもありますが、こんな電話には全く無意味ですね。)

*****

幸せのちから」。以前、DVDでも観たことがあるのですが、先日テレビ放映でも観たので。

売れない医療機器のセールスマン、クリス・ガードナー(ウィル・スミス)。妻が家を出て行き、家賃を滞納していたアパートも追い出され、息子と二人でホームレス状態に追い込まれる。しかし、彼は、大手証券会社の研修生となり、息子を育て、夜は寝る場所を探すという、壮絶な生活を始める・・・

ウィル・スミスが実の息子と共演し、実話に基づいて描かれた映画です。

証券会社の研修生となった主人公は、電話番号のリストを片手に、受話器を下ろす時間も惜しんで、一日中電話を掛けまくります。

そして、とある会社のCEOとの通話に成功し、「今から20分以内に来られるのなら、話を聞こう」と言われます。

しかし、ギリギリ時間に間に合わず、CEOには会えず仕舞い。

CEOにとっては数多あるセールス電話の一本にすぎなかったでしょうが、クリス・ガードナーは、次の休日に息子を伴ってCEOの自宅を訪れ、先日の非礼を謝罪します(セールス・トークなしの謝罪のみです)。

これを機に、彼の運命は少しずつ変わり始めます。

自宅まで行くことの是非もあるでしょうし、「運」という要素は大きいとも思いますが、彼が努力を惜しまず、誠意を尽くした結果、道が開かれたのは間違いのないことでしょう。

もし、先日ウチに電話してきたセールス・マンが、電話口での非礼を謝罪するためだけにわが家にやって来たとしたら、もしかしたら話くらいは聞こうと思うかもしれません。

ただし、僕は金を持っていないので、彼のその選択は誤っていますが(笑)。

*****

この映画の原題は「The Pursuit of the Happyness」。'Happyness'の綴りは正確には'Happiness'ですが、この綴りを使っているのは映画の中のエピソードによるものです。

「The Pursuit of the Happiness」=「幸福の追求」とは、独立宣言の中でのトーマス・ジェファーソンの言葉。

「すべての人間は平等であり、神により、生存、自由、幸福の追求という侵されざる権利を与えられている。」

幸福の「追及」の権利は与えられていても、幸福の「実現」の保証はしてもらえない…というのは映画の主人公のつぶやき。

家族愛、努力した結果としての成功、幸福という、アメリカ映画らしい分かりやすいストーリー(その分、妻の描き方など雑な部分もあります)と、ウィル・スミスの嫌みのない演技で、爽やかな印象を残す映画です。

映画のモデルとなったクリス・ガードナー氏は、証券会社から独立し、大きな成功を収めたといいます。

100年に一度という金融危機の今となっては、金融業界で独立することが、幸福かどうか分かりませんが・・・

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コメント

事務所にかかってくる勧誘やセールスの電話、ひっかかる方は居られるのでしょうかね?やっぱりいるからかけるのでしょうね。
しつこい場合は録音させて頂きますと言います。

マンションのセールス、自宅に電話かかってきました。どうやって調べたか?と聞くと電話帳で一軒調べてその番号から1番違いで順番にかけるとの事。お金の無駄止めなさい。

事務所訪問してくるセールス。ノックも無しにいきなりドアを開けようとする失礼な奴。

若い女性セールスを訪問させて、間口を開けさせようとする会社。名刺をポストに入れておきます。 剣道3段ですって、なんじゃそりゃ。 

もううんざりしますね。

投稿: ドバイ | 2009年3月12日 (木) 00時31分

本当にうんざりしますね。
個人情報保護法制定後にも一向に減る気配はありませんし、明らかに自分がストレス発散するための嫌がらせめいたものも増えています。
ウチは「非通知」番号の電話には出ないことにしました。

投稿: akamatsu | 2009年3月12日 (木) 20時56分

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