« わが家の元旦風景 | トップページ | 初走り »

2009年1月 3日 (土)

「WALL・E」

Img_4329

昨日は、ウチの家族と家内の姉の家族、家内の母の総勢10人(9ヶ月の次女を含む)で、映画を観に行きました。

WALL・E」です。

シネコンの入っているショッピング・モールは朝からすごい人出でしたが、映画館は意外に空席が目立つほどでした。

で、肝心の「WALL・E」。

とにかくCGが圧巻でした。

錆びて汚れた鉄の質感、ジッポ・ライターの炎の質感(これはきっと「これだけのことが出来るぞ」とスタッフが誇示しているみたいです)。「トイ・ストーリー」で世界を驚かせたピクサーの技術がさらにここまで来るとは、数年前には想像もできませんでした。

映画としては、アメリカン・アニメ、ディズニー・アニメとしては王道のつくりで、始終流れる音楽に併せて絵が踊り、愛を訴え、ややクリティカルな側面も盛り込んで、誰もが楽しみ納得できるものです。筆舌に尽くし難いほどの美しいCGの描写も、全編すべてそのクオリティーで埋め尽くすことは難しいようで、画面、ストーリー等すべてにおいて、みんながそこそこ納得できる80点主義で貫かれている印象もありました。

映画の中で描かれる「漫画的な」文明批評は、それも80点主義的なありきたりなものですが、高度なCGで描かれ世界中にばら撒かれた映画のコピーを、シネコンの椅子に大勢で座ってみていること自体に、大きな自己矛盾があるような、なんだか少し空虚な気分にさせられました。

ラストに流れるピーター・ゲイブリエルの温かい声にちょっと救われる気もしましたが。

|

« わが家の元旦風景 | トップページ | 初走り »

本・映画」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。