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2009年1月17日 (土)

1995.01.17 / Billy Joel

あれから14年。

表面的な復興は進んでいますが、昨年だけでも復興住宅での孤独死は46人にも及び(ほとんど週に一人です)、死後何日もたって発見される人も少なくないようです。

税金も年金も納めてきても、こういう人生を送らざるを得ない人がいる。なんてさびしい国なんでしょう。

14年前のことは昨日のことのように憶えています。

当時は大阪に住んでいましたが、仕事場の寮で崩れてきた本の下で目覚め、仕事に奔走しつつ、神戸の親戚や友人宅に電話をしながら、錯綜する情報に焦燥感と不安を抱えて過ごしました。

翌、1月18日には、結婚前の家内とビリー・ジョエルの大阪城ホール公演へ行く予定がありましたが、はたして行けるのか、そもそも公演が中止にならないのか、考え込んだ記憶があります。

(Wikipediaの「ビリー・ジョエル」の項には、1月17日の公演が中止になり、19日に順延になったと書かれていますが、そうだったかな?2日連続公演だったかな?そもそも18日だけの公演だったような気がするのですが・・・)

結局、ウドーに問い合わせ、予定通り公演があることを確かめ、大阪城ホールへ向かったのですが、空席の多さにやり切れない気持ちになりました。

真っ暗なステージに静かに登場したビリー・ジョエルは、追悼の意を表し、ライブに来た私たちに謝辞を述べると共に、この場に来られなかった人たちのことにも触れ、今日のライブが終われば大切な人たちの傍でできる限りのことをしてあげてください、というスピーチをしてからライブを始めました。

そして、その公演の収益は被災者に寄付されたといわれています。

その後、ビリー・ジョエルはポピュラー音楽界の第一線から退くことを表明し、クラシック楽曲を書いたほかには、ベスト・アルバムの発表とイベント的なコンサート活動のみを行ってきました。

アルコール依存症や鬱病に苦しめられ、決して私生活では幸せな日々ではなかったようですが、この数年は、精力的なライブ活動も再開し、新曲も発表しています。

また、僕らに勇気を与えて欲しいですね。

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コメント

ビリー・ジョエルは最近日本にも来ていましたね。スキンヘッドになっていてちょっと驚きましたが。
私の一番好きな曲は「Just the way you are」(「素顔のままで」というよりも原題の方がしっくり来ると思うのですが)で、ちょっとベタ過ぎるでしょうか。最近エスティマのCMでも流れていますね。自分の少年~青年時代が彼の全盛期だったためか、この人のヒット曲を聴くといつも懐かしい気持ちになります。

投稿: Naru | 2009年1月19日 (月) 12時33分

そうですね。まさに僕らの十代のころは全盛期でしたね。
僕は「Just the way you are」(歌詞もアレンジも素晴らしいですね)や「Honesty」といったバラードも好きですが、アルバム「グラス・ハウス」や「ナイロン・カーテン」などのロック色の濃いものが好きでした。

投稿: akamatsu | 2009年1月19日 (月) 21時43分

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