「Chapter 27」
DVDで「Chapter 27」を観ました。
Gimme Some Truth !
マーク・デヴィッド・チャップマンが1980年12月6日にニューヨークにやってきてから、12月8日にジョン・レノンを銃殺するまでの3日間。ダコタハウスの前に立つチャップマンの手には、38口径のリボルバーとペーパーバックの「ライ麦畑でつかまえて」が握られていた・・・
ビートルズに人生を変えられたと思って生きてきた以上、やっぱり観ておかなければと義務感に駆られて観た作品。
主演のジャレッド・レトが製作総指揮も兼ね、体型も含めてチャップマンに成り切るという意気込みで作られています。
映画を観ながら、これはどこまでが「真実」の話で、どこが脚色なのか、「あのとき」誰かが別の行動をしていれば、「あの事件」はなかったのか、ということばかりを考えていました。
歪んだ精神を持ったひとりの男の行動を描いた映画としては面白くなくはないのですが、結局、何故彼がジョンを殺さなければならなかったのかは全く説明されていませんし、この映画を観て何か新しいことが分かるという訳でもありません。
いまだにジョンの謀殺説が完全否定されていない状況で、この映画をこういう視点から作るということにどれほどの意義があるのか疑問に思います。
「真実」を明らかにするのは困難なことでしょうが、チャップマンの経歴やインタビューなどを脚色なしに提示して、観客に考える余地を与えるような映画にして欲しかったと思います。
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