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2008年6月15日 (日)

「キサラギ」

Kisaragi DVDで「キサラギ」を観ました。

優れた脚本による密室劇

自殺したC級アイドル「如月ミキ」の一周忌に集まった男5人。彼らは、熱烈な如月ミキのファン「家元(ハンドルネーム)」(小栗旬)が主催するウェブサイトの常連たちだ。ミキを偲んで集まった彼らだが、次第に隠していた素性が明らかになり、「ミキは自殺じゃない」という様々な推理が乱れ飛び、真相究明のために議論は加熱していくが・・・

登場人物は基本的に男5人(小栗旬、小出恵介、ドランクドラゴンの塚地武雅、ユースケ・サンタマリア、香川照之)のみ。一周忌の会場の狭い部屋のみを中心に物語が展開する密室劇です。

脚本が非常に上手く、ちりばめた伏線をきれいに回収して物語を収斂していく後半は爽快感すらあります。

しかも、密室のみで展開する舞台劇のような構成ですので、ほとんどが台詞回し+回想シーンで展開します。

要するに5人の男たちの台詞がすべてです。観客に状況を理解させるために説明的な台詞を並べると白けてしまいがちですが、この白けないギリギリのところで繋いでいく脚本は本当に見事です。

ただ、5人の男優たちの演技に不満がないわけではありません。

ほとんど舞台に近いような設定の中で、小栗旬ら若手の俳優も頑張ってはいますが、ちょっと台詞が上滑りしている印象は否めませんでした。

それぞれかなり個性的なキャラクターを演じているのですが、そのキャラになりきれてないというか・・・

いつもは圧倒的な演技力で様々な映画の要となってきた香川照之も、作ったキャラが馴染んでないような感じもします。

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