「マーサの幸せレシピ」
順番が逆になりましたが、「幸せのレシピ」の原作のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」を観ました。
ヨーロッパ映画らしいこじんまりとしたまとまりの良い映画+いい音楽・美味しそうな料理
ストーリーの設定としては、細かなエピソードなども含めて「幸せのレシピ」とほぼ同じですが(5月30日の投稿もご参照ください)、この原作映画を観ると、「幸せのレシピ」はヨーロッパ映画とアメリカ映画との地理的な違いを上手く消化して良い翻案をしたなあという印象です。
話の流れとしてはほとんど異ならないのですが、物語に対する視点という意味では、ヨーロッパ映画的な視点とアメリカ映画的な視点の差が出ているように思います。
アメリカ映画では子供をより子供として多くの観客の共感が得やすいような描き方をしていると思います。ヨーロッパ映画の本作では、子供をもうちょっと自立したひとりの存在として描いている印象です。
こじんまりとしたまとまりの良い本作を、もう少し派手に万人に受け入れやすい演出をしたのが「幸せのレシピ」といったところです。
僕はキャストはアメリカ版のほうが好きですね。だって、ゼタ姐さんだもんね。
音楽は本作のキース・ジャレットがいいですね。昔のデイヴ・グルーシンみたいな感じで、サントラだけでも聴きたくなります。
それから、たくさん出てくる料理は本作のほうが美味しそうに見えました。何故かな?全体的に派手な色を押さえたカメラワークが却って料理の魅力を引き立てているのかもしれません。
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