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2008年6月

2008年6月30日 (月)

退職

このブログには、基本的に仕事のことと政治のことは書かないという方針にしています。

あくまでも趣味と家族のことに限定して、自分と家族の覚え書きとしての役割が8割だと思っています。

けれども、今回のことは僕の人生の大きな転機になるので、「覚え書き」として書いておきたいと思います。

**********

この度、1年あまり勤めた職場を辞することにしました。

僕は一昨年まで、大阪の国立の福祉関係の仕事に従事していたのですが、子供が小学生になるのを機に、30年ぶりに僕の親の住む兵庫県に移住し、親の個人事業を継承する心積もりをしていました。

ところが、そういう僕の事情と僕のキャリアを知った兵庫県が、弱体化している兵庫県の福祉関連施設の復興に参与してくれないかと打診してきました。

施設復興のための条件が悪く、一旦お断りしましたが、施設長・副施設長や県職員の方々の粘り強い説得と、地元住民の期待に応える形で、引き受けることにしました。

僕の所属する部門の職員は僕ひとりだけで、数多くのハードルはありましたが、前任の国立施設では6年の赴任期間にその稼働率を5倍程度にしてきたノウハウを持っていたので(もちろん僕だけの力ではありませんが)、最初の半年間で少しずつ形を作っていきました。

ところが、昨年10月に、人事の一部を掌握する神戸の施設から、僕の上司の部長という形で、僕より10年年長の人物を派遣してきました。

そもそも、今回のプロジェクトを受ける条件として、僕に全権を任せてもらうというのが第一だったのですが、職員の数が少ない折、この人事を受け入れざるを得ませんでした。

しかし、この上司はこれまで数多くの職場を1-2年ごとに転々としており、物品納入業者との癒着や職場放棄の噂も数多くある曰くつきの人物で、赴任して3週間目には「ここは自分を派遣してきた神戸●●の施設だ。思い上がるな!この業界で年長者に逆らうことはどういうことなのか分かっているのか!」と公衆の面前で恫喝され、仕事に使用する物品を、全て彼の連れてきた業者経由の物に変更させられました。

(僕は神戸●●とは無関係の独自のルートで着任していますが、着任時に一応神戸●●へは挨拶に行っています。また神戸●●は施設の人事の一部に関与しているに過ぎず、決してこの施設は「神戸●●の施設」という訳ではありません。)

もとより、自分で望んで着任した事業ではありませんし、着任をする時の条件違反ですので、僕はすぐ副施設長に辞任を申し出ました。

しかし、副施設長は「今、君に辞任されるとこの施設は壊滅する。彼のことは何とかするから、もうしばらく我慢してくれ。」との一点張りで、僕は仕方なく、年度末までは様子を観ることにしました。

問題の部長は、明らかに物品の不適切な使用が散見され(過去のデータからは推奨されない場面での使用等々・・・)、福祉施設として地域住民に不利益を及ぼしているケースすらありました。

僕が辞めたがっているという噂を聞いた施設長が、僕と直接詳しい話をしたいと言ってきたのは1月末でした。

その席で、何とか辞任を思いとどまってくれと言う施設長に対して、僕は、秋から来た部長を辞めさせてくれるのなら仕事を続けると条件を提示しましたが、施設長は「君がそういうことで辞めたいと言うのなら、引き留めることはしない。」と言いました。

これは、僕にとっては事実上の辞職勧告になります。

そもそも、着任の時の約束を反故にされている上、職場環境の改善をトップに求めたところ、「改善はできない。それならやめて貰って結構。」と言われたわけですから。

そこで、年度末での辞職を準備していたのですが、再度、副施設長から政治的な問題もあるので何とか年度末は思いとどまってくれと懇願され、最終的に6月を待って辞職願を提出しました。

しかし、僕が辞職願を出してから、これほど大騒ぎになるとは思いもよりませんでした。

僕がいずれは辞めることは、誰も半年以上前から分かっていたはずですから。

施設長だけでなく、兵庫県の福祉関連の再生委員会の代表からも再三、電話があり、自宅まで直接話をしに来られました。

再生委員会の代表からは、問題の部長はもとより、施設長・副施設長も転任させるから、辞任は撤回してくれ、もう一度復興プロジェクトの全権を与えるからやり直してくれ、といろいろな条件を提示されましたが、どれもすぐには実現される可能性が高くなく、僕の精神的な消耗も激しく、固辞させてもらいました。

その後も粘り強く交渉に来られ、示された条件が本当に実現できるのなら魅力的な内容もありましたが、僕の父も今年で74歳になり、家の事業のことや、僕自身、そして僕の家族のことも総合的に考えた上で、やはりお断りすることとしました。

今でも、本当にこれで良かったのかという思いはあります。

もともと困難を承知で引き受けた仕事でしたし、地元の住民の方々から大きく期待されていたのは身に沁みていました。

今回の「お家騒動」に関して、施設の上層部や県の担当者に対する怒りはありますが、住民の方々には関係のない話であり、多くの人の期待に添えなかったという負い目は小さくありません。

着任時の僕の脇の甘さもあったかもしれません。民間施設では考えられないことでしょうが、僕が勤めてきた公共施設では、労働条件等を詳細な契約書として交わす慣わしはありません。けれども、僕が進めるプロジェクトのための条件を、きちんと文書として残しておけばよかったと思います。

僕に出来ることは限られていますが、これからは父の事業を引き継ぎ、その仕事を通して、地域の福祉に貢献できればと思っています。

いずれにせよ、今回の決断の是非は、数年、いえ十数年先にならないと分からないことでしょう。

という訳で、僕は来月からしばらく無職になります。

これまで、父の事業に関することには全く触れていなかったので、一から勉強と準備を始めなければなりません。

秋には事業の一部を引き継ぎ、年内には何とか独り立ちできるようにしたいと思っています。

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長文になりました。

明日からは、また趣味と家族のブログに戻ります(^^)。

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2008年6月29日 (日)

「28週後...」

28_weeks_later_2 DVDで「28週後...」を観ました。

って、最近やたらDVDばかり(しかも新作ばかり)観てますが、これには理由があって、家内のTSUTAYAカードが何かのキャンペーンで、一ヶ月間新作も含めて毎日半額というサービスになっているからです。

相変わらず面白いけど、救いようがない

感染すると異常に凶暴になり、見境なく他人を襲うようになるRAGEウィルス。実験動物からの感染は、イギリス全土で猛威を振い、壊滅的な傷跡を残した。しかし、数週間で感染者たちは餓死しはじめ、新たな感染者もなく、事態は収束に向かいつつあった。隔離状態にあったイギリスも、28週後にはアメリカ軍の主導により復興が始まり、イギリス国外から国内安全地区への帰国も認められるようになった。スペイン旅行中で難を逃れたタミーとアンディの姉弟は、軍の統制下にある安全地区で、九死に一生を得た父と再会する。彼らが安全地区を抜け出し、自分たちの旧家を尋ねると、父に見捨てられるような形で死亡したはずの母が生きていた。ところが感染しているはずの母には症状がなく・・・

アイデアと脚本の秀逸さで、低予算ながらヒットした「28日後...」。この映画はその後を描いた続編です。

前作同様、イギリス映画らしいシニカルな視点は健在で、ありがちなゾンビ物ながら、期待を裏切らない面白さで、最後まで緊張が途切れることがありません。

今回も捻れ具合は結構なもので、「愛する者に殺される恐怖。愛する者を殺してしまう絶望。」というキャッチ・コピーそのままのひねくれた視点のホラー。しかし、「アメリカ軍」が、凶暴な感染者も逃げ惑う非感染者(一般市民)も見境なく射殺していくシーンなどは、取りようによってはかなりブラック。

101分という時間にまとめた脚本も映像も巧いと思いますが、最後に希望が垣間見られた前作とは異なり、救いようがない物語でもあり、グロテスクなシーンも少なくありません。

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2008年6月28日 (土)

長男の戦利品

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僕ら両親からのバイオニクルに加えて・・・

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お祖父ちゃん・お祖母ちゃんからは「ハニービー」という赤外線コントロールのヘリコプター。

これがかなり面白い。

子供たちが少々乱暴な扱いをしても壊れないし、彼らが無茶苦茶な操縦をしても、それなりに飛んでくれます。みんな大喜び。

もちろん、操縦に慣れて、丁寧に操作すれば、3-4分間くらいの単純な旋回飛行も続けられます。

実は僕は十数年前にエンジン式のラジコン・ヘリコプターに凝っていて、数機所有していたことがあります。まともに操縦できるようになるには、相当の練習と投資が必要でした。このハニービーはいわゆるラジコンヘリとは操作法や操作感覚は全く別物ではありますが、取っ付きやすく、大人でも充分楽しめます。値段も安いし、本当に壊れないし、画期的なおもちゃじゃないかな。

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2008年6月27日 (金)

長男 8歳の誕生日

今日は長男の8歳の誕生日。

プレゼントは本人の希望でLEGOバイオニクル・シリーズの組み立てロボット。

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去年の誕生日もクリスマスも同じシリーズのものだったけど、子供の好きなようにいろいろな組み立て方をして、流行り廃りに関係なく長い間遊べるようなので、子供の玩具としてはお勧めだと思います。

新しいモデルが出ても割と早く売り切れて、プレミアがつくこともあるので、なかなか希望のものが手に入らないこともありますが。

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ケーキも本人の希望で、近所のケーキ屋さんのシフォン・ケーキ。これに自分でたっぷり生クリームを塗ってほおばります。

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2008年6月26日 (木)

「カンナさん大成功です!」

Kannasan DVDで「カンナさん大成功です!」を観ました。

ひと捻り半の変身物語

身長169㎝体重95Kgのカンナさん(キム・アジュン)は、類稀なる美声の持ち主だが、そのルックス故にアイドル歌手のゴースト・シンガーに甘んじてきた。女王様気取りのアイドルに馬鹿にされ、憧れのプロデューサー(チュ・ジンモ)の冷たい言葉を聞いてしまったカンナさんは自殺さえも決意する。けれども、死ぬ気の決心をした彼女は全身整形で別人に生まれ変り・・・

この手の変身物語(醜いアヒルの子が白鳥に・・・)は珍しくありませんが、この物語はひと捻りの面白さがありました。

華麗な変身を遂げた後も、コンプレックスを抱いて生きてきた心まではすぐには変身できないこと。過去の自分を捨て、親や友達も失うことへの逡巡。整形したこと、そしてそれを隠していることへの後ろめたさ。

こういった複雑な主人公の心理を巧く絡めて話を作り上げているところは、ありきたりの変身物語とは一味違うところです。

そして、もうひとつ面白いのは、美容整形というものを否定も肯定もしないところ。

日本でこの映画を作るならば、恐らく美容整形に否定的な印象8割(やっぱり見た目より心が大事、ナチュラルな美しさこそ一番)でエンド・ロールになると思いますが、そこはさすがに整形大国の韓国(進学や就職祝いに親が子に美容整形をプレゼントすることも珍しくないそうです)、否定・肯定の印象は5分5分といったところ。

ラブ・コメ、ロマ・コメとしても上質な作りで、誰が見ても楽しい気分になれると思います。

けれども、この映画の一番の魅力は、やっぱりキュートな主演のキム・アジュンに尽きるのではないでしょうか。

女性が可愛らしくきれいになるという話なので、女優さんが可愛くないと話にならないのですが、それこそナチュラルなキュートさに溢れています(オーディションの条件は整形していないナチュラル美人であることだったとか?)。

見た目が美人なのは当然として、ちょっとした仕草などが可愛らしく、女性は見た目が大事だけどそれだけでもないよ、という部分に説得力を持たせているような気もします。

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2008年6月25日 (水)

'44 Martin OO-21の音色

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一年以上ぶりに弾いたOO-21。

弦は張り替えていませんが、コンディションは良好で、さすがに60年以上生きながらえてきたギターは丈夫なもんです。

「OO-21.mp3」をダウンロード

録音はICレコーダーのオリンパスVoice-Trek V-50を眼の前に置いただけのシンプルなもの。リバーブもノイズ処理も全くなし。

優しいまろやかな音色が再現できているでしょうか。ちょっとアタックが強く出すぎているかもしれません。このへんの録音テクニックも勉強しなきゃね。

しかし、やっぱりアコギは苦手です。上手くなりたいと思って定期的に引っ張り出してみるものの、いつも挫折してしまいます。

老後にフィンガー・ピッキングの練習を取っておくという言い訳をして、また、ハードロック・ギタリストに戻るわけです。

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2008年6月24日 (火)

'44 Martin OO-21

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昨年の引越し以来、仕舞い込んで全く弾いていなかったMartin。

家の整理をしていて、急に弾きたくなって引っ張り出してきました。

1944年製のヘリンボーン、スキャロップブレイシング、ハカランダボディー、エボニー指板のものです。

7-8年前にOOO(トリプルオー)が欲しくて探し回りましたが、やはりどうしても予算的に難しくて、このOO(ダブルオー)を購入しました。

小振りなボディーは家で爪弾くのにはむしろ扱いやすくて、一時はこのギターばかり弾いていたこともありましたが、ここ最近はアコギにはほとんど手を触れていませんでした。

子供が小さいと、その辺に転がしておくわけにもいかないですしね。

バックにクラックの修理とリフィニッシュがあるので結構安く手に入れましたが、昨今のヴィンテージ・ギターの高騰からすると、このギターも今では買えない値段になっているかもしれません。

小さいボディーに見合った、控えめで優しい、本当に耳に心地よい音色がします。

ちょっとした演奏を録音してみたので、明日アップしてみます。

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2008年6月23日 (月)

「俺たちフィギュアスケーター」

Blades_of_glory DVDで「俺たちフィギュアスケーター」を観ました。

バカバカしさもここまでやれば立派!

アメリカ男子フィギュア・シングル界の貴公子、ジミー(ジョン・ヘダー)と、マッチョで下品なセクシーさを売り物にするチャズ(ウィル・フェレル)。全く正反対のキャラクターのふたりだが、彼らは常に世界のトップを争っていた。ところが、ふたりは同点1位の表彰台で揉め合って大騒ぎを引き起こし、男子フィギュア・シングル界を永久に追放されてしまう。失意の日々を送る彼らが選んだ起死回生の策は、前代未聞の男同士によるペア部門での復活だった!・・・

奇抜な設定を聞いただけでも思わず笑みがこぼれるコメディーですが、その期待に十分応えてくれるバカバカしさで首尾一貫しています。

次から次に繰り出してくるお下劣でおバカなギャグは、まるで全盛期のダウンタウンのコントのよう。

けれども、そんなナンセンスなギャグを支えるストーリーや映像はしっかりと作り込んであり、フィギュアの大会のシーンも、実際の氷上のワイヤー・アクションで撮影されています。

サーシャ・コーエンらフィギュア界の大物たちも実名で出演しており、そんな本物志向で固めた基盤があるからこそ、バカバカしいギャグが活きています。

下ネタがらみの下品なギャグが苦手な人には勧められませんが、とにかく掛け値なしでバカ笑いできる映画です。

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2008年6月22日 (日)

ミニ運動会~バンド・セッション

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今日の午前中は、次男の幼稚園の親睦会を兼ねたミニ運動会がありました。

雨が降ったりやんだりの天気でしたが、小規模の運動会でしたので、体育館で開催。家族全員で参加しました。

午後は、友人と昨年から始めたビートルズ・ナンバーを中心に演っているバンド・セッションへ。

写真は昨夜の一夜漬け練習の模様。最近、ギターを弾く時間があまりなくて、以前やっていた曲もうろ憶え。

今回は新曲でボストンの「A Man I'll Never Be」と「Amanda」を演りましたが、ベースの下降パターンや分数コードのパターンは結構一緒で、ヒットするアメリカン・ロックの雛形を垣間見た思い。

もちろん重厚で濃密なアレンジを再現するのは並大抵ではありませんが。

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2008年6月21日 (土)

木登り

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我が家の庭の真ん中に、樹齢数十年の大きな樫の木があります。

枝ぶりがよく、足が掛けやすいので、登りやすい木なのですが、さすがに木登りは長男の専売特許でした。

で、今日、お祖父ちゃん(僕の父)が樫の木に梯子を掛けてくれました。梯子は、先日、お祖父ちゃんが長男と手作りしたもの。

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落下防止のネットも張って、次男と長女も安心して木登り。

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2008年6月20日 (金)

「ゴールドベルク変奏曲」

The_goldberg_variations このところのリビング・ルームでのヘビー・ローテーション。

グレン・グールドの「ゴールドベルク変奏曲」

1981年の再録のやつです。

最近、NHKでグールドの特集をしていたので、それを観て以来、よく聴いています。

クラシックを語れるほど、音楽に造詣は深くありませんが、1955年にグールドが22歳の時に録音したものより、こちらの再録ヴァージョンのほうが、僕は好きです。

「本質的に芸術の目的は癒しである。」というようなことをグールドは言っていましたが、このゆったりとしたリズムと、ピアニッシモからフォルテッシモへの叙情的な表現は、疲れているときも、元気なときも、頭も体も預けてしまえる安心感があります。

そういえば浪人していた時も、よくグールドを聴いていたなあ。

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2008年6月19日 (木)

「ブレイブ・ワン」

Brave_one_2 DVDで「ブレイブ・ワン」を観ました。

ラストシーンはこれでいいのか?!

ニューヨークのラジオ・パーソナリティーとして、ニューヨークを愛し、ニューヨークの音やエピソードを蒐集して歩くエリカ(ジョディ・フォスター)は、暴漢に襲われ、結婚を約束した恋人を眼の前で殺され、自らも重傷を負う。以後、街を歩くことさえ怯えるようになった彼女は、銃を手に入れ、正当防衛のために人を撃ってしまう。そして、彼女の中の何かが変わった。復讐のためだけでなく、許しがたい社会悪に対しても銃を向けるようになった彼女は、とうとう自分たちを襲った暴漢グループを見つける・・・

愛する人を奪われたヒロインの復讐劇を描いた映画というと、トリュフォー×ジャンヌ・モローの「黒衣の花嫁」を思い浮かべますが、この映画はそんな「哀しい物語」の枠を大きく踏み越えています。

この話のヒロインは「復讐」という枠を越え、社会悪とさえも、自らの違法な力で対峙しようとします。

彼女にとって、そうすることが必要なのか??

そして傷心のエリカを支え、しかし、エリカの正体に迫ろうとする刑事(テレンス・ハワード・・・この俳優さん、「クラッシュ」でも良かったけれども、独特の色気がありますね)が最後に下した決断は・・・

監督は「クライング・ゲーム」や「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」で知られるニール・ジョーダン。アイルランド出身のこの監督が、こういう結末を選ぶのはちょっと意外でした。

賛否両論があったというラストシーンは、ジョディ・フォスターの存在感で強引にねじ伏せてはいるけれども、やっぱり違和感は否めないと思います。

この結末を選ぶことに意味があるのかな?

つらい過去を背負わされたエリカだけれども、「復讐」に対する葛藤を抱えて苦しむ。ありきたりだけど、それだけでいいのでは?

そこをありきたりでない演出をすることで、映画の格が上がるのではないのかな?

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2008年6月18日 (水)

先週末 公園にて

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先週末は梅雨とは思えないくらいカラッと晴れ上がり、家族みんなで近所の公園へ。

梅雨入り宣言があってから、むしろ雨が少ない毎日でしたが、天気予報では今日から梅雨空が戻ってくる様子。これからしばらく、こんな週末はないかも。

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近所のペットショップの陸ガメ(?)が散歩。

次男は砂場に落とし穴を作って大喜び。

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緑がきれいでした。

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2008年6月17日 (火)

「面白いほどよくわかるギリシャ哲学」

Philosophia ギリシャ神話やトロイア戦争ものの関連で図書館で手に取ってみた本。

面白いほどよくわかるギリシャ哲学―ソクラテス、プラトン、アリストテレス・・・現代に生き続ける古典哲学入門(学校で教えない教科書)

雑学知識のための読み物としては読みやすいし面白いけど、これでギリシャ哲学がわかるってことはないと思います。

見開きの右に解説、左にその内容の図やシェーマという構成で貫かれていますので、適当なページを広げて眺めるだけでも楽しめる本です。

そういう意味では、学校の世界史で訳の分らない言葉の羅列だけを憶えさせられて辟易しているひとにも、ギリシャ哲学の敷居を下げて興味を持たせる工夫がしてあるのでしょう。

なかでもプラトンについて多くのページを割いていて、プラトンの人間物語としても楽しく読めます。

けれども、これを読んで、プラトンの原著を読もうと思う人はあまりいないでしょうね。僕もちょっとそこまでは・・・

長男のギリシャ神話・トロイア伝説熱に応えるために読みだした関連本ですが、親父がのんびりしている間に、長男の興味は日本の歴史に移ってしまって、高校で日本史の授業を取らなかった僕はタジタジです・・・

今度は日本史関連の本か~?

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2008年6月16日 (月)

Heart Beat Club Band 練習~Pretty Blue Eyes ライブ

昨日はウチのバンドThe Heart Beat Club Bandの練習。

月一の練習だけど、先月はメンバーの都合がどうしても合わず、一回飛んでしまったので、2か月ぶり。

久々に新曲を練習しました。

曲は小泉今日子の「あなたに会えてよかった」。

最近、青山テルマのカバーでも話題になりましたが、ウチでは山崎まさよしがレゲエっぽくカバーしているのを、更に「I Shot The Sheriff」にして・・・

しかし、この曲のコード進行はとんでもない!

Aメロが何とドミナント・コードから始まるし、Bメロのハーフディミニッシュから始まる進行は理解不能(転調してるの??)。けれども何の違和感もなくAメロ=サビへ帰っていく。恐るべし、小林武史。

それにしても、レゲエって、単調そうに聴こえて、こんなに難しいとは。ノリを出すのも、リズムをキープするのも至難の業。泥沼にはまりそうです。

練習の後は、友人のバンドPretty Blue Eyesのライブへ。

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相変わらず、ソウル・R&Bテイストにあふれた抜群のノリの演奏に、新ネタ・ギャグも満載で・・・笑わせてもらいました。ライブが始まるまでの待ち時間が長く、メンバーの皆さん、結構酔っ払っていたみたいですが・・・

それにしても、ライブハウスでの写真は難しいなあ。光量は少ないし、動きはあるし。

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2008年6月15日 (日)

「キサラギ」

Kisaragi DVDで「キサラギ」を観ました。

優れた脚本による密室劇

自殺したC級アイドル「如月ミキ」の一周忌に集まった男5人。彼らは、熱烈な如月ミキのファン「家元(ハンドルネーム)」(小栗旬)が主催するウェブサイトの常連たちだ。ミキを偲んで集まった彼らだが、次第に隠していた素性が明らかになり、「ミキは自殺じゃない」という様々な推理が乱れ飛び、真相究明のために議論は加熱していくが・・・

登場人物は基本的に男5人(小栗旬、小出恵介、ドランクドラゴンの塚地武雅、ユースケ・サンタマリア、香川照之)のみ。一周忌の会場の狭い部屋のみを中心に物語が展開する密室劇です。

脚本が非常に上手く、ちりばめた伏線をきれいに回収して物語を収斂していく後半は爽快感すらあります。

しかも、密室のみで展開する舞台劇のような構成ですので、ほとんどが台詞回し+回想シーンで展開します。

要するに5人の男たちの台詞がすべてです。観客に状況を理解させるために説明的な台詞を並べると白けてしまいがちですが、この白けないギリギリのところで繋いでいく脚本は本当に見事です。

ただ、5人の男優たちの演技に不満がないわけではありません。

ほとんど舞台に近いような設定の中で、小栗旬ら若手の俳優も頑張ってはいますが、ちょっと台詞が上滑りしている印象は否めませんでした。

それぞれかなり個性的なキャラクターを演じているのですが、そのキャラになりきれてないというか・・・

いつもは圧倒的な演技力で様々な映画の要となってきた香川照之も、作ったキャラが馴染んでないような感じもします。

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2008年6月14日 (土)

横市バター

我が家では長らくカルピスバターを愛用してきたのですが、ここ最近のバター不足で、どこにも在庫がなく、手に入らなくなってしまいました。

そこで、今回、ネットで探して注文したのが 横市バター

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カルピスバターも美味かったけれども、この横市バターの半分生クリームのような甘い味は絶品です。

200gで1260円とカルピスバターと比べてもかなり高価ですが、どんな安いパンでも、このバターを塗れば十二分に満足して食べられるので、許せることにします。

料理に使っても最高です。これで鮭のムニエルを食べましたが、いや~美味かった!

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2008年6月13日 (金)

メロン

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何を思ったか、突然長男がメロンに顔を描きはじめました。

そこで、負けじと次男も・・・

なかなか良い顔です。

それにしても、この人たち(↓)変です。

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2008年6月12日 (木)

デジタル・フォトフレーム

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今日は僕の父の誕生日。

僕ら夫婦からプレゼントにデジタル・フォトフレームを贈ることにしました。

SDカードに100枚あまりの孫たちの写真を入れて。

スライドショーなどの細かい設定もできて、いい感じです。

これから、アルバムはこれになっていくのかな。いちいち印刷しなくていいから楽だけど。

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2008年6月11日 (水)

TOTO 活動終了

Toto スティーヴ・ルカサーが自身のウェブサイト「stevelukather.net」で、6月6日に「The end of Toto」としてTOTOのバンド活動の終了を宣言したそうです。

この宣言の理由として、ビジネス的な問題と、そもそもオリジナルメンバーはルカサーしか残っていないことを挙げています。

TOTOは腕利きスタジオ・ミュージシャンたちが集まって作ったスーパー・バンドのように言われていますが、実はカリフォルニアにあるショービズ界の子息たちが集まる高校の遊び仲間たちで作られたバンドです。

デビュー時のヴォーカリスト、ボビー・キンボール以外では第4期~第5期のヴォーカリスト、ジョセフ・ウィリアムズ(ジョン・ウィリアムズの息子です)がただひとりバンドに合っていたと、ルカサーは書いていますが、その理由として、同じ高校の同窓生だからとしています。また、ドラマーのジェフ・ポーカロ(ルカサーの高校の先輩です)が死んだときに自分たち(バンド)の一部も死んだんだと。

そういう生い立ちを持つTOTOにとって、ビジネス優先でバンドを継続するのは辛いことだったのかも知れません。

最近のTOTOのアルバムはあまり聴いていませんが、僕はやはり第1期の作品、とりわけ1作目~3作目が好きです。

新しい技術や機材をどんどん取り入れて、好きなことを伸び伸びとやっている感が強いですから。

初期の作品は、音楽性は高いけれども歌詞の内容が幼稚なため母国では評価が低かった、ということを聞いたことがありますが、まあ僕らにとってはこの「歌詞の幼稚さ」はあまり気にはなりませんしね。

ルカサーは一旦リセットして、また新しいプロジェクトで世界中のギター・キッズを唸らせて欲しいですよね。

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2008年6月10日 (火)

「クワイエットルームにようこそ」

Quiet_room DVDで「クワイエットルームにようこそ」を観ました。

松尾スズキ・ワールドのひとつの完成形

これまで人生を真剣に考えることもなく、成り行きでフリーライターになったバツイチの佐倉明日香(内田有紀)。知らず知らずのうちに人間関係や締め切りによるストレスが溜まり、ある時、気がついたら一面真っ白な部屋で手足を拘束されて寝かされていた。不眠症になっていた彼女は大量の睡眠薬と酒を飲んで倒れ、精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられていたのだ。そこは彼女と異なる常軌を逸した患者たちが奇声を上げて走り回り、暴れ、拒食・過食と嘔吐を繰り返し・・・。早期退院を希望する彼女だが、病院の規則は厳しく、締め切りに迫られた原稿を書くどころか、外界との連絡もままならず・・・

エキセントリックな舞台演出や演技で知られる松尾スズキの監督2作目の映画です。

1作目の「恋の門」も、彼のシュールな演技に負けず劣らずの奇抜で面白い映画でしたが、この「クワイエットルーム」は、シュールなだけでなく、人間を深く掘り込んだ松尾スズキ・ワールドの集大成的な映画でした。

もちろん、いつものブチ切れたようなギャグも挟みつつ、非常に鋭い人間観察と人生考察を提示し、ひとの心の闇に灯をともすような演出も見事です。

病院の閉鎖病棟という狭い空間で繰り広げられる群像劇は、さながら優れた舞台演劇のよう。

結婚して引退状態だった内田有紀の離婚~復帰第1作を支えるのは、宮藤宮九郎、大竹しのぶ、蒼井優、りょう、妻夫木聡といった面々。

大竹しのぶの怪演、宮藤宮九郎、蒼井優のエキセントリックだけど心に沁みる演技は必見だと思います。

ここ最近の邦画の中で一番のお薦めです。

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2008年6月 9日 (月)

梅雨の晴れ間

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日曜日の雨の天気予報も幸い外れて、梅雨の晴れ間の週末(梅雨入り宣言後、むしろ雨が少ないような気もしますが)。

土日は家族全員で近所の公園めぐりと図書館めぐり。

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家族6人で移動するようになって、ありがたさが身にしみてきたXC90。

独りで乗るとネガにしか思えないダルな操作感とフワフワした乗り心地も、子供4人を乗せていると美点に。

意外に自然の中にも馴染む外観もいい感じ。

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2008年6月 8日 (日)

「ボーン・アルティメイタム」

Bourne_ultimatum DVDで「ボーン・アルティメイタム」を観ました。

最後まで緊張の途切れないアクション+知的そうな演出

大ヒットを記録した「ジェイソン・ボーン」シリーズ3部作の最終話です。

殺人マシーンとしてCIAに養成されたジェイソン・ボーン。失っていた記憶がおぼろげながら戻りつつあり、逃亡生活を共にした恋人を奪われた憎しみや、「ジェイソン・ボーン」として暗殺事件にかかわってきた罪の意識を内に秘めて、自分探しと復讐の戦いはいよいよ終焉に・・・

退屈させないドンパチが最後まで途切れなく続く、いわゆるジェットコースター・ムービーです。

そういう意味では基本的には「ダイ・ハード・シリーズ」と何ら変わりないでしょう。

けれども、「ダイ・ハード」よりも知的そうに見えるのは、CIAという名のもとに知的そうな演出で話を包んでいるからだと思います。ストーリーそのものは複雑な国家の謀略なども登場しない極めてシンプルなものです。

観るときにちょっと疲れていたので、複雑な話ならフォローするのがしんどいなあと思いながら観はじめましたが、何のことはない、極めて単純な話で、気楽に楽しめました。で、観終わってから冷静に振り返ると、ほとんどドンパチとアクションだけの映画でした。

別にだから悪いと言っているのではなく、映画としては相当面白いです。アクション映画の演出としては他に類を見ない素晴らしいものだと思います。

こういったアクション映画は嫌いじゃないですし、もちろん「ダイ・ハード」も好きだけれども、「ダイ・ハード」はドンパチ・アクションの上に乗っけるデコレーションがちょっと陳腐化してきているきらいがあるのに対して、「ボーン・シリーズ」はこのプラス・アルファの演出・味付けが非常に巧いです。こういったヒーロー映画によく見られる主人公の「不死身さ加減」もツッコミを入れたくなるような臭さがあまりないと思います。

ただ、アクション・シーンの映像は速すぎて、何だかよく分からないところも少なくありませんでした。まあ、これも単純な話や映像を複雑そうに見せるための巧みな演出と考えられなくもないですが。

このシリーズは次回も期待されているようですが、今回で3部作のストーリーは一段落しており、次回作を高い水準でまとめるにはハードルは低くないでしょうね。

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植田ジャパン オリンピック出場おめでとう!

昨日はバレーボール男子がオリンピック出場を決めましたね。

16年ぶり。植田監督の男泣きにはちょっとホロリときました。

格上の世界ランク6位のアルゼンチンと、最終第5セットのマッチポイントの取り合いの末に得た勝利。精神的な強さも本物で、メダルは充分狙えるのではないでしょうか。

実は僕は中学生のときはバレーボール部だったので、興味がないわけではなかったのですが、ここ最近の日本バレーの低迷振りから全然フォローしてませんでした。

コツコツと地道に選手を育て上げてきた植田監督に脱帽です。

夏の楽しみがひとつ増えましたね。

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2008年6月 7日 (土)

氷室冴子

Himuro_saeko 作家の氷室冴子さんが昨日肺癌のために亡くなったそうです。

高校生くらいのときに何冊か読んだ記憶があるけれど、もう忘れちゃったなあ。

さよならアルルカン」は読んだような気がする。

享年51歳。

デビューも早かったけど、ちょっとあまりに早すぎる人生ですね・・・。

ご冥福をお祈りします。

・・・2日にはボ・ディドリーも亡くなったし、訃報が続きますね。

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2008年6月 6日 (金)

「マーサの幸せレシピ」

Martha 順番が逆になりましたが、「幸せのレシピ」の原作のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」を観ました。

ヨーロッパ映画らしいこじんまりとしたまとまりの良い映画+いい音楽・美味しそうな料理

ストーリーの設定としては、細かなエピソードなども含めて「幸せのレシピ」とほぼ同じですが(5月30日の投稿もご参照ください)、この原作映画を観ると、「幸せのレシピ」はヨーロッパ映画とアメリカ映画との地理的な違いを上手く消化して良い翻案をしたなあという印象です。

話の流れとしてはほとんど異ならないのですが、物語に対する視点という意味では、ヨーロッパ映画的な視点とアメリカ映画的な視点の差が出ているように思います。

アメリカ映画では子供をより子供として多くの観客の共感が得やすいような描き方をしていると思います。ヨーロッパ映画の本作では、子供をもうちょっと自立したひとりの存在として描いている印象です。

こじんまりとしたまとまりの良い本作を、もう少し派手に万人に受け入れやすい演出をしたのが「幸せのレシピ」といったところです。

僕はキャストはアメリカ版のほうが好きですね。だって、ゼタ姐さんだもんね。

音楽は本作のキース・ジャレットがいいですね。昔のデイヴ・グルーシンみたいな感じで、サントラだけでも聴きたくなります。

それから、たくさん出てくる料理は本作のほうが美味しそうに見えました。何故かな?全体的に派手な色を押さえたカメラワークが却って料理の魅力を引き立てているのかもしれません。

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2008年6月 5日 (木)

ザ・ラカンターズ

最近気に入っているバンド、ザ・ラカンターズ(The Raconteurs)。

ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイトが2005年に始めたバンドです。

つい先頃、2枚目のアルバム「Consolers of Tne Lonely」が出ました。

これがいい!

僕らのようなオールド・ロック・フリークも唸らせるプリミティブなロックの力強さと、僕らのようなオールドファッションなブルーズロック・ギタリストには真似できないオルタナ仕込みのギターの融合で、古くて新鮮な気持ち良さがあります。

この路線は当然ホワイト・ストライプスでも聴かれたものですが、ラカンターズのほうがバンド形態が確立しているせいか、よりストレートな生のバンドの勢いがあって、素直に音に身を浸すことができると思います。

う~ん、気持ちいいんだけど、刹那的な感じも強いですね。

もともとロックというのはスタンダードとして世に曲を残すことを目論んで生まれた音楽ではなかったでしょうから、この刹那的な感じはそれだけロックという表現の原点に忠実なだけなのかも知れません。

例えばZEPはプリミティブなロックという表現を越えてスタンダードも生み出してしまったとも言えると思うのですが、このラカンターズの音は、そういった方向性は望んでいないという意志さえも感じさせるような気がします。

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2008年6月 4日 (水)

「西の魔女が死んだ」

Nishi_no_majo 映画化され、間もなく公開予定の「西の魔女が死んだ」を読みました。

中学生になって間もなく学校に行けなくなってしまった少女まいが、「西の魔女」=おばあちゃんと過ごした日々を描いた小説です。

主人公の少女の繊細な心模様の描写と豊かな自然描写が丹念に重ねられ、よくあるタイプの再生ストーリーですが、必ずしもステレオ・タイプな甘い筆運びになっていないところに好感が持てました。

しかし、この作者の文章や構成は、どうも登場人物たちと読者との間に幕が一枚張られたような感じが否めません。小説というより脚本を読んでいるような・・・

何か素直な感情移入を拒まれているような感じがしないでもありません。そのちょっと突き放したところが、良くも悪くもアマチュアっぽい感じもします。

映画化はしやすい小説だと思います。けれども、ありふれたつまらない「ハート・ウォーミング・ストーリー」になってしまう恐れもあるような気もします。

映画も楽しみですね。

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2008年6月 3日 (火)

XC90 PRINCIPLE X502導入

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XC90にサウンドサイエンス社のPRINCIPLE X502を導入しました。

純正オーディオやカーナビのオーディオ・システムと純正スピーカーの間に設置するパワー・アンプの一種で、このパワー・アンプ部でデジタル処理をすることにより、様々な音場を作り出すという装置です。

XC90の純正オーディオは光ケーブルで独立したシステムが構築されており、カーナビのオーディオ音声はFMトランスミッターを介して純正スピーカーから出力するしかなかったため、このアンプを導入してみることにしました。

ボルボの代表的なチューナーHEICOがボルボ車種別専用オプションを加えて販売しているものです。

XC90の定期点検の折りに、ディーラーで対応できるか聞いてみたら、すぐにHEICOに連絡を取って点検中に設置してくれました。

HEICOの製品紹介
一般的なDSPとは異なり、コンサートホールなどの音場を擬似的に作り出すのではなく、原音の再生というプロセスにおいて最終的な出力を行うスピーカーの性能を最大限に活かすためのサウンドプロセッシングとお考え下さい。 l 個々のスピーカーの持てる力を最大限に活かしますので、今まで聞こえなかった、あるいは聞き取りにくかった音まで再生されます。
外部DVDやナビ、i PodなどのMP3プレーヤーからAUX端子を使って直接X502につなぐことができ、VOLVOに装着されているスピーカーユニットで出力することが可能です。FMラジオを介さないので音質の劣化がありません。

インプレッション

カーナビのオーディオ・システムの音を聴くときには、もちろん、FM電波を通して聴く音より遙かに音質がいいのは当然ですが・・・

純正のオーディオの音と比べると、音質そのものが良くなったというより、低音域・中音域・高音域それぞれの音の分離が良くなった感じ。

音の分離が良くなり、今まで埋もれて聞こえにくかったパーカッションの音(必ずしも高音域の強くないコンガの音)などもよく聴こえる。

この効果は、ある程度以上の大きい音量でないと実感できないけれども、音の分離が良くなった分、ボリュームを下げていてもうるさく感じられる。人と会話をしながらBGMを流すという場合などはちょっと邪魔。

まだ細かい好みの設定が出来ていないせいもあるかもしれないけれども、基本的にはドンシャリ系の音。ここはやや不満。音作りについてはかなり融通が利くようなので、もっと音を作り込めば好みの音が得られる可能性は大。

ナチュラルな音作りというよりは、やや人工的な感じはする。けれども、純正のカー・オーディオなどについているDSP等と比較するとかなりまし。

――総じて、好みの問題もありますが、カーオーディオの音としては悪くないと思います。ただ、音作りの自由度がとても高いので、設定は簡単ではないかもしれません。

サウンドサイエンス社に連絡すれば、有料の出張サービスで設定しに来てくれるようですが、そこまでするのもなあ。

カー・オーディオについて、どの程度の音質で満足するかの問題はありますが、高価なサウンド・システムを構築するよりは、このX502で音作りをするほうがコスト・パーフォーマンスはいいかなとは思います。

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2008年6月 2日 (月)

「ようこそ恐竜ラボへ!」

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昨日は大阪市立自然史博物館のイベント「ようこそ恐竜ラボへ!」に行ってきました。

最近、恐竜にハマっている次男は前日に図書館で恐竜図鑑を借りて、重たい図鑑を携えて乗り込んで行きました。

展示自体はそれほど規模の大きなものではありませんでしたが、化石や足跡のレプリカが実際触れるようになっていたり、恐竜の足跡がプリントされた地面を、その歩幅を実感しながら走り回れるスペースがあったりと、子供たちが恐竜とその発掘を実感しやすいように工夫が凝らしてあるイベントでした。

晴れ上がった長居公園は、スポーツ・イベントやジョギングや散歩の人たち、そして博物館を訪れる人たちで賑わっていました。

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今回は、いつも使っている単焦点レンズではなく、KissX2のレンズキットに付いていた18mm-55mmのズーム・レンズで撮影してみました。

きっと僕の撮影の問題が大きいのだとは思いますが、このレンズで撮るとどうも写真がピシッとしないというか色乗りが悪いというか、気持ちよく撮れないなあ。軽くて持ち運びにはいいレンズなんだけど。

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2008年6月 1日 (日)

トム・ショルツ

Boston

このところ音楽ネタが続きますが・・・

70年代後半~80年代前半のロック繋がりということで、先日の長浜ドライブにも積んでいったCD。「Boston」。

スタジオ録音盤のボストンは、バンドと言うよりトム・ショルツの多重録音によるソロ・プロジェクトですね。

トム・ショルツのマルチ・プレイヤーとしての凄さを挙げるときりがないのですが(ギタリスト、キーボーディスト、ソングライター、アレンジャー、プロデューサー、エンジニア、デザイナー・・・)、最近ボストンのアルバムを聴き直すと、ギタリストとして巧いなあと思うようになりました。

若いころは、ブルージーな味のあるギターや速弾きばかりに眼が行っていましたが、今聴くとこのトム・ショルツのギターソロのタイム感は素晴らしいですね。もちろん、あのロックマンの独特の音色に好き嫌いはあるでしょうが(当時はまだロックマン自体は発表前です)。

特に音を詰め込んで弾いたときの独特のタイム感・グルーブ感は凄いと思います。なかなか同じグルーブを出して弾き切ることは難しいですね。このへんはきっと天性の持ち味なのでしょう。

曲・アレンジの良さや総合プロデュースの巧みさはもちろんですが、ギタリストとしてのこのグルーブ感があってこそのボストンで、そこがボストンの安定した人気の理由のひとつではないかと思います。

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