XC90 4か月レポート
無事次女も生まれて、これから大活躍してもらわなければなりません。
これまで僕と家内で4000Kmほど走行してきた感想をまとめてみましょう。
2.5リッター直列5気筒DOHC20バルブターボ(209ps/5000rpm、32.6kgm/1500-4500rpm)の心臓に、車重は2130kgなので、パワー・ウエイト・レシオは10.2kg/psとちょっとしんどめの数値ですが、出だしや加速にストレスを感じることはほとんどありません。
これはロー・プレッシャー・ターボやプレチャージ式4WDの味付けが巧いためでしょう。
そういう点では、ストップ・アンド・ゴーの多い街乗りでも問題はありませんが、どうもチョイ乗りに車を出すのは億劫に感じてしまいます。
全長4800mm×全幅1900mm×全高1780mmと車格は巨大ですが、前後にコーナーセンサーを付けているので、車庫入れなどもさほど面倒には感じません。
コーナーセンサーは手元でオン・オフの切り替えができるのですが、オンにしていると、隣をバイクがすり抜けても反応するので、低速走行中でも距離感を掴むのに役立っています。
巨大な車格の割に、車両感覚に対する不安は少ないですが、着座位置が高い割に何となく視界がすっきりしないイライラ感があります。
これは、Aピラーが太く、サイドミラーも大きいため、左右前方の視界に常に不安感が伴うことが要因のようです。
そして遊びが多く、ダルな味付けのステアリング。大きな車両を繊細にコントロール出来ている感覚が薄いため、これも街乗りでの不安感の要因です。
高速では、太いピラーも牢固なボディーに守られているという安心感につながりますが、個人的な好みとしては、サスとステアリングはもう少しアジリティの方向に振ってくれたほうが高速走行でも運転しやすいような気がします。
それからやっぱり燃費。ここ最近は、街乗り8割、高速2割程度なので、およそ6.5Km/L。巨大な車格として妥当といえば妥当ですが、原油高のこの時期はかなりきついです。もちろん環境問題も考えると、後ろめたいところもありますし。
やっぱり、基本的には北米をターゲットに作られた車で、我が家のように人数が多くなければ、日本で乗るメリットは少ないかもしれません。
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