「サイドカーに犬」
DVDで「サイドカーに犬」を観ました。
昨日は、人生そんな安っぽいもんじゃねーぞ、なんてエラソーなことを書いてしまいましたが、これは、人生いろいろあるけど結構捨てたもんじゃないよな、って感じの佳作でした。
20年前、母親が突然家出した夏に、「ご飯を作りにやって来た」ヨーコさんという女性と暮らした短い日々を、小学校4年生の少女の視点で描いた映画です。
原作は「猛スピードで母は」で芥川賞を受賞した長嶋有のデビュー小説。
原作は未読ですが、恐らく映画にするには難しい短編小説をきれいにまとめていると思います。
ストーリー的には大きなうねりはないものの、登場人物の微妙な心のうねりが感じられる俳優さんたちの演技と根岸監督の演出は、観るに値すると思います。
ヨーコ役の竹内結子、父親役の古田新太、子役の松本花奈の繊細な表情は結構心に残りますよ。
竹内結子の役柄はかなり難しいと思うのですが、ちょっと無理めのところもないではないものの、いい演技してますよね。私生活もいろいろと整理が付いたようですし、これからも楽しみな女優さんです。
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