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2008年1月 4日 (金)

「ロッキー・ザ・ファイナル」

Rochy_the_final DVDで「ロッキー・ザ・ファイナル」を観ました。

公開当時は「何で今さら」と思ったのですが、評判もすこぶる良いようなので、第一作目の感動も期待しつつ観てみました。

スタローンの脚本はいつもながらクサいけれどもツボを押さえていて、これまでの「歴史」を踏まえて非常にきれいにまとめています。

スタローンが、危険を承知でドーピングまでして作り上げた肉体で、老骨に鞭打っても「ロッキー」を完結させたかった、ということ自体がこの「物語」と渾然一体のメッセージとなっていると思います。

地味にならず、かといって派手すぎず、いい塩梅での幕引きかと思います。もうこれでロッキーに会えないかと思うと寂しいですが、もう次はない方が、スタローンにとっても観客にとっても幸せでしょう。

ずいぶん昔に、山際淳司氏(だったかどうか記憶が不確かですが)が書いたエッセーで、モハメド・アリからマイク・タイソンまでの間、長らくボクシングのヒーローの不在があり、その間を繋いだのがロッキーだったというのを読んだことがありました。

確かに、僕らの世代にとっては、ロッキーはそれほどの存在感のあるヒーローだったと思います。

長い間、僕らに勇気を与え続けてくれたロッキーに、改めて「ありがとう」と言いたくなる映画でした。

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