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2008年1月17日 (木)

「世界最速のインディアン」

The_worlds_fastest_indian DVDで「世界最速のインディアン」を観ました。

いまだに破られていない1000cc以下流線型バイクの最高速度記録保持者である実在の人物、バート・マンローの挑戦を描いた映画です。

バートを演じるのはサー・アンソニー・ホプキンス。

映画は、バートの故郷であるニュージーランドの片田舎インヴァーカーギルから、レース会場のボンネヴィル(ユタ州グレートソルトレイク)を目指すロード・ムービーでもあります。

その道行で出会う人たち(ニュージーランドのバイカーたち、ゲイ、ネイティヴ・アメリカン、平原の一軒家に暮らす寡婦、ヴェトナム帰還兵、レース会場の人々)との交流を通じてバートの愛らしい人柄が浮かび上がってきます。

マイノリティーや、社会と少し外れたところにいる人たちとの出会いで、バートという人物を描いていく手法はとてもいいアイデアだと思いますが、ちょっとエピソードが多すぎるかな。

彼と触れ合うと、誰もが彼に力を貸してあげたくなるし、彼も人の好意を何の嫌味もなく自然に受け入れ、誰もが幸せになれる。そんなバートの人柄を名優アンソニー・ホプキンスが好演しています。けれども、この役を演るにはホプキンスは少し品が良すぎるし、強すぎるような気もします。

まあ、どうしてもホプキンスの役柄として「上品で強い」イメージが先行しているので(レクター博士!)、偏見といえばそうかもしれません。

ほのぼのとした気分に浸れる佳作です。

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