「サウスバウンド 」
正月から時間がある時に少しずつ読んでいた小説「サウスバウンド 」。
上巻の1/3くらい読んだら、後はほとんど一気読みでした。
相変わらず奥田英朗の小説はリズムが良くて読みやすい。
元過激派アナーキストの父親を子供の視点から描いた小説ですが、フィクションとして読む分にはとにかく痛快で、誰もが楽しんで読めると思います。
でも、現実を振り返るとちょっと辛いかな。
この父親の考え方や行動には、多くの男性が少なからず抱く夢とロマンが溢れていると思いますが、あくまでも遠い物語。極論すればファンタジーと言えるかも。
でも、そこをさらりと描いて、読者を虜にする手腕は見事。
昨年秋に森田芳光監督が映画化したけど、どうだったのかな?
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