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2008年1月31日 (木)

「海馬―脳は疲れない 」

Kaibaほぼ日刊イトイ新聞」での睡眠に関する対談が非常に面白かったので、脳科学者の池谷裕二氏と糸井重里氏の対談本「海馬―脳は疲れない 」を読んでみました。

池谷氏の海馬~記憶に関する研究に端を発した話は、糸井氏の巧みな誘導によって、記憶術から人生論に至るまで広がっていきます。

感心するのは糸井氏のコーディネイター・プロデューサーとしての力量。相手の言葉を読者に分かりやすい言葉に置き換えつつ、相手からさらに裾野を広げた言葉を引き出してくる話術は天才的だと思います。

きっと対談相手も思わぬ展開と自分自身の言葉が広がっていく様子に驚くんじゃないかな。

池谷氏も、対談が進むにつれて糸井氏のペースでどんどん言葉が引き出されてきて、そのことに興奮している様子が伝わってきます。

池谷氏も糸井氏も共にあとがきで、「この本は、私も含め、この地球上に生きるすべての人への応援歌」「「勇気」をもらった」と書いているように、この対談は、「生きる」=「年を重ねていく」ことへの賛歌とも言える内容となっています。

平易な言葉で短時間で読めて、元気になれる一冊です。

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