「マリー・アントワネット」
DVDで「マリー・アントワネット」を観ました。
音楽にロックを使ったり、マリー・アントワネットを普通の10代20代の女の子として描いたりと、斬新な切り口で話題になったソフィア・コッポラ監督の作品です。
色々と賛否両論はあるようですが、僕は結構楽しめました。まあ、これはこれでありじゃないかと。
映画の彩りもきれいですし、それを活かすカットや構成も巧いと思います。
批判的な意見も多いようですが、それは伝記映画として捉えようとしているからかもしれませんね。
でも、今更マリー・アントワネットの生涯を伝記物や大河ドラマとして描いても新鮮味はないでしょうし、この映画の切り口は成功だと思います。
ただ伝記物としてストーリー作りをしていない分、ある程度フランス革命やマリー・アントワネットに関する予備知識がないと理解できないところはあるかもしれません。
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