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2007年8月 6日 (月)

シャングリラ III

Img_2721 8月4日に松任谷由実のシャングリラ IIIを観に行って来ました。

この公演は「3歳以下は無料」でしたので、ウチのチビチビたちも連れて、大胆にも家族5人で観て来ました。7歳の長男だけは席を確保して、チビチビたちは両親の膝の上です。午後2時からの公演でしたので、子供を連れて行きやすかったのもあります。

Img_2723 大阪城ホールの暗闇の中に浮かび上がる深海魚の骨のようなオブジェが怖かった3歳の次男は、「帰る、帰る」と連発。しかし、ステージが始まると釘付けでした。

曲は新旧様々に16曲とアンコールが2曲。個人的に思い入れの強い曲があまりなかったセットリストでしたが、「ハルジョオン・ヒメジョオン」を演るとは思わなかったなあ。

Img_2726 セットリストは

1.グレイス・スリックの肖像
2.Happy Birthday to You ~ ヴィーナスの誕生
3.ようこそ輝く時間へ
4.ハルジョオン・ヒメジョオン
5.インカの花嫁
6.朝陽の中で微笑んで
7.時のないホテル
8.BABYLON
9.12階のこいびと
10.別れのビギン
11.Delphine
12.Northern Lights
13.時はかげろう
14.SAVE OUR SHIP
15.SHANGRILAをめざせ
16.真夏の夜の夢
EC1.人魚姫の夢(新曲)
EC2.Carry on
EC3.ひこうき雲

この公演はユーミンの曲だけがメインではないので、あまりコンサートという感じではありません(子供達には「サーカスを見に行くぞ~!」といって連れてきた)。国立グレートモスクワサーカス団、ロシア選抜シンクロチーム、ヴィルジニー・デデュー、武田美保の織りなす素晴らしい演技が、バックを盛り立てるというより、もうどちらがメインか分からない状態。途中、ユーミンの歌だけになる曲が2-3曲はあったと思いますが、そんな時はちょっと退屈に感じてしまうくらい。

ステージから少し遠いスタンド席でしたので、残念ながらシンクロの演技の細部までは堪能できませんでしたが、とにかくサーカスの人間技とは思えない演技には見惚れるばかり。

ユーミン自身もこの公演に寄せる思いはただならぬもののようで、途中の短いMCで「シャングリラ」について語るシーンでは、ちょっと声を詰まらせていたのが印象的でした。そして何より圧巻だったのは、最後にユーミンが出演者全員(40数名)を紹介する場面。舌を噛みそうなロシア名を、ひとり残さずフルネームで紹介。覚えるの大変だったろうなあ。

そして、とにかくこの大阪の最終公演でのスペシャルは、「本日の公演はすべて終了しました」のアナウンスと共に会場の明かりが点いても拍手をやめようとしない観客に応えて、ユーミンが再々登場し、武部聡志のピアノ伴奏のみで「ひこうき雲」を歌ったこと。ユーミンの声ももう限界だったようですが、これには感動しました。ユーミンのシャングリラにかける思い、ファンへの思いがよく伝わってきて、アーチストとしての彼女の誠実さを感じました。

終わってみれば正に真夏の夜の夢。夢の宴でした。

子供たちは・・・さすがに3時間はちょっと退屈だったかも。席を立ったり、声を出したりしなかったから良かったけれども、「楽しかった?また来たい?」の質問にはビミョーな返事でした。

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コメント

シャングリラ、いいなぁ。一度は観たいと思ってたんだけど、なかなか機会がなくて。
今はチョット無理かナァって感じだもんね(笑)。

しかし元々ユーミンのショーは派手で有名だったけど、「行き着くとこまで行き着いた」っちゅうことでしょうか?それはそれで楽しそうですが。
個人的にはもーちょっと馴染みの曲が欲しいかな。

投稿: 鈴麻呂 | 2007年8月 7日 (火) 06時44分

いわゆるコンサートとは一線を画した「ショー」でした。
機会があればぜひ経験してみてください。
僕はユーミンの音楽とは着かず離れずって感じで付き合ってきたけど、改めて曲やアーチスト自身やそのスタッフや演出のパワーに圧倒されました。第一線を走り続けながら、なおかつ誰もやらないことをやろうとする人たちの力というものは、理屈抜きに人の心を動かすものだということを今更ながら感じた次第。

投稿: akamatsu | 2007年8月 7日 (火) 11時25分

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