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2007年7月25日 (水)

四度目の氷河期

Hyougaki 荻原浩の「四度目の氷河期」を読みました。

久々に「青春小説」を読んだ感じ。

はずれのない手堅い作家として人気があるようですが、さもありなんと思います。

「?」と思うエピソードや展開がないわけでもないですが、「青春小説」としてはありきたりの題材を、ここまで上手く脚色して一気に読ませる筆力と独特の世界観は素晴らしいと思います。

中学生や高校生が読んだら結構嵌って何度も読み返せる本になるのかな、とも思うけど、主人公のものの考え方からすると結構オッサン向きで、若い人の共感は薄いかもしれないと思わないでもありません。

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