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2007年3月

2007年3月22日 (木)

バルセロナ~ローマ旅行談 「カルドナへの遠い道」

あ~なかなか進まない旅行談。申し訳ない。

・・・で、つづきです。

バルセロナから北西へ約80Km。カルドナは遠かった・・・。

意を決してバルセロナ空港を出発したフィアット・プントは、シフトが1速にはちょっと入りにくかったけど、まあまあ快適。

しかし、バルセロナ空港周辺の高速道路網のややこしいこと!日本の高速道路の表示は分かり難さでは悪評高いようだが、スペインの表示はさらにひどい。平気で突然道の名前が変わったりする。日本の国道でも時々あるが、違う名前のルートが一部区間だけ道を共有していたりするからか?C51を走っていたつもりが、突然表示がC21になり、不安に駆られながら走り続けるとまたC51に戻ったりする。

まずはバルセロナ市街から出られない!!ミシュランの文字によるルートマップを見ながら道路標示を睨みつつ、何とか郊外のルートに乗ろうとするが、どうしてもバルセロナ中心街方面へ行ってしまう。結局、バルセロナ空港~市街中心を2往復ほどして、ようやくカルドナの手前にある町マンレサ方面に向かうルートに乗ることができ、胸をなでおろす。この時点で、あたりは既に薄暗い。

これでもうカルドナについたも同然とプントを飛ばす。スペインの高速道路は制限速度が120Kmのところが多いが、ほとんどの車は130-140Kmで飛ばしている。走行車線である右車線を120Km程度で走っていても、後ろにピッタリ車が付いて煽られることもしばしば。高速に乗ってしまえば一本道と、とにかく飛ばして、まずはマンレサへ。

ところがマンレサ市街に入り、道路名が変わるところから全く道が分からなくなる。ミシュランのルートマップどおりに道がない。また、スペインでは市街地を除いてほとんど信号がなく、ロータリーになっている。ところがこのロータリーでの表示がまたややこしく、見間違えることも多い。今度はマンレサ市街から出られない!!

マンレサ市街で迷い、ぐるぐると走り回ること1時間。あたりは真っ暗。焦りを通り越して疲労困憊。今晩はこのあたりで泊まるしかないかも・・・などと思いながら、もうこれはどうにもならないと諦め、英語は通じないとは思いつつもガソリンスタンドのおばちゃんに道を尋ねる。

ガススタのおばちゃんはとても丁寧にスペイン語で道を教えてくれる。ありがたい。スペイン語は全く分からないが、言葉の雰囲気と身振り手振りから、「ここをまっすぐ行ったらロータリーがあるから、そこを右に曲がって・・・」などと言ってくれていることが分かる。もう藁をもつかむ思い。おばちゃんの言葉と自分の解釈を信じて走り出せば、同じロータリーで2-3度迷うことはあったけれども、何とかマンレサを脱出。カルドナ方面に向かう一本道に乗ることが出来た。

Img_1989 闇の向うに浮かび上がるカルドナの古城を見つけたときの感動は、言葉では言い表せない。絶海の孤島か砂漠のオアシスか。バルセロナからここまで3時間。

カルドナにある古城がスペインの国営宿舎パラドールになっている。古城から見下ろす夜の街の灯りは、遥か遠い国の小さな町に漸くたどり着いた疲れた心と体を癒してくれる。

Img_1988_5・・・まだつづく。

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2007年3月 8日 (木)

バルセロナ~ローマ旅行談 「バルセロナ~カルドナ」

このところなかなか更新する時間がないのですが

・・・つづき、です。

Img_1984 午後1時にバルセロナ市内に住む友人と待ち合わせて、彼の自宅で昼食をよばれることに。
スペインでは昼食が2時~3時は普通。場合によってはそのまま夕方まで昼食時間となることもあるよう。だから待ち合わせが1時という訳。
バルセロナに住む友人(日本人)は今から20年近く前に、私がシアトルで暮らしていたときに知り合った。その後、彼は日本に帰って就職もしていたが、結局シアトルで出会ったスペイン人留学生と結婚し、バルセロナに移住している。年に一度会うか会わないかの仲だが、何故か気が合って付き合いが続いている。
オリーブの入ったサラダや、スペイン北西部出身の奥さんの郷土料理だというチーズカツレツのような料理やデザート等々で満腹。

Img_1987 夕方には名残惜しくも友人宅を辞し、バスで空港へ。
日曜日で市内の店はほとんどが休んでおり、レンタカーを借りるのが目的。
AVISへ行くと、今はスモール・カーしかないとのこと。で、借りたのがFiat Puntoの1.6Lディーゼル。もちろんMT。スペインではATはほとんどない。
ここで誤算。地図を貰えるかと尋ねると、くれたのはスペイン全土の大雑把な地図のみ。ナビの貸し出しもあるが、出払っていると言う。
目的地はバルセロナから約80Kmの北西部にある小さな町カルドナ。
ほとんど高速道路のみで行けるはずだが、バルセロナの都市周辺の高速道路網は大変複雑で、心配した友人がネットでミシュランの道案内サービスの文字情報を打ち出してくれた。今思えばもう少しわがままを言って詳細な地図も印刷してもらうべきだった。
AVISでその文字情報を見せて道を尋ねると、更に詳しく書き込みもしてくれたが、とりあえず行ってみるしかないか、という気分で出発。
Puntoはクラッチもシフトも不安になるくらい軽いが、ハンドルはどっしりしていて、全体的な作りも安っぽくはない。1.6Lディーゼルは低速のトルクはしっかりあって、アイドリングでクラッチミートが出来るほど。これなら高速もそこそこ飛ばせそう。

この時点で夕方5時半。既に薄暗くなり始めており、カルドナを目指す私と家内にもどんよりと不安の影が・・・

・・・つづく。

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