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2007年1月11日 (木)

「明日の記憶」

Ashitanokioku DVDで「明日の記憶」を観ました。

最近多い「記憶」を題材にした作品ですが、他とは一線を画し、「若年性アルツハイマー」という病気と「人が病気になるということ」に真正面から取り組んだ作品です。

「自分が信じられなくなっていく」「自分が自分でなくなっていく」ということの恐怖感と孤独感を渡辺謙が鬼気迫る演技で表現しています。しかし同時に、「若年性アルツハイマー」という必ずしも身近ではない病気のことだけでなく、一般に人が生きていくうえで避けることができない「病」や「老い」や「死」などに敷衍し得るテーマが描かれており、多くの人に共感が得られるのではないかと思います。

渡辺謙はエグゼクティブ・プロデューサーも務めており、この映画にかける意気込みはただならぬものだったようです。樋口可南子をはじめとした脇を固める役者さんたちの演技も素晴らしく、非常にいい作品だと思います。

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