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2007年1月 9日 (火)

「月下の恋人」

Gekkanokoibito 久しぶりに浅田次郎を読みました。「月下の恋人」。

全11篇の短編集です。浅田次郎はどちらかというと短編の方が好きなので、久しぶりに新刊の単行本を買ってみました。

浅田次郎が得意とする、幽霊譚というか、幻想の世界に入り込んで現実の本当が見えてくるという仕掛けの話が多く、ちょっとやりすぎかなという印象。もう少し綺麗に纏められた話もあったと思うのだけど、あまりに同じパターンの結末が多くて強引な感じがしました。

この手法自体は目新しいものではなくて、確か山川方夫の小説なんかにもあったと思いますが(子供のころの自分自身に逢ったなんて話があったんじゃないかな?)、「鉄道員」以来浅田次郎の専売特許かも。でもあまりやりすぎるとねえ。全体的にはやっぱり上手いんだけど・・・。

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