「トランスポーター2」
遅れ馳せながら、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今年はこのブログもなるべく多く更新していこうと思います。
正月は実家に帰って、ほとんど子供たちと過ごしていたため、何だか子供のテレビやビデオばっかり観ていた印象です。
仕事初めの昨日はあまり忙しくなかったので、DVDを借りてきて観ました。「トランスポーター2」。
前作が荒唐無稽ながらもそれなりに面白くまとまっていたので、正月気分にちょうどいいかなと思って観たのですが、なかなか荒唐無稽さに輪をかけて、ほとんどマンガの世界でした。
相変わらずジェイソン・ステイサムはカッコイイし、アクションやカーチェイスには見所はあるのですが、ちょっとストーリーがひどすぎます。
脚本のリュック・ベッソンは、脚本を書いたり監督したりすることには多分もう興味はないんじゃないかな。ストーリーがうまくまとまらなかったとか途中で破綻してしまったとかいうレベルじゃなくて、どう観ても明らかに手を抜いています。所詮「マンガ」と割り切ったとしても、もうちょっと書きようがあると思うのだけど。「引退」というのも宜なるかな。
まあ90分と短い映画だから、マンガと割り切ってビデオで観る分には許せるか。
救いはやっぱりカッコイイ・ハゲ「ジェイソン・ステイサム」。今回も変わった小道具を使ったアクションをいろいろと見せてくれます。アクションのアイデアや振り付けは面白く、このへんはあまり厭きさせない。
あとやっぱりクルマ。もうひとり(?)の主役はアウディA8。どんな場所を爆走しても傷ひとつつかないところが確信犯的にマンガ度を高めていますが、6.0リッターW12エンジンの爆音はなかなか気持ち良かったです。その他にも同系企業のムルシエラゴ・スパイダーやボクスターやカイエン・ターボなんかも登場します。
しかし、ポルシェが協力する映画って何だかB級が多くない?
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