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2006年11月19日 (日)

腰痛!!

またやられてしまいました。腰痛!!

今年は3月にキツイ腰痛に見舞われ、意を決して13Kgの大減量に成功したのですが、それにもかかわれず、またやられてしまいました。

基本的に立ち仕事が多く、週末も子供を抱き上げて世話することが多いので、常に腰に不安はあったのですが、今回はかなり厳しい腰痛で、3週間近くも続いています。

私の腰痛の歴史は長く、二十歳の頃に腰部椎間板ヘルニアを患い、2ヶ月余りの入院生活を送りました。この時は1ヶ月近くを車椅子で過ごし、病院のベッドで二十歳の誕生日を迎えたことは今でも忘れられません。

その後も年に1-2回はキツイ腰痛はあるものの、何とか入院するまでもなくやり過ごしてきました。

結構厳しい腰痛でも、これまでは1-2週間で改善していたのですが、今回はまるで良くなる傾向がないため、知り合いの脳外科のドクターに頼んで診て貰っています。

今回は生まれて初めてMRI検査を受けました。20年前に入院した時にはMRIはなかったため、ミエログラフィーという造影剤を使った検査で診断されたのですが、今回のMRI検査では、確かに腰部椎間板ヘルニアはあるけれども、すぐに手術しなければならないほど重篤なものでもないそうです。そもそも椎間板ヘルニアの大半は手術しなくても保存的な治療で改善するそうですが。

今回、脳外科のドクターから色々と教えて貰い、椎間板ヘルニアについて改めて多くのことを知り、驚きました。まず、腰痛時に安静にすることで改善するという証拠は一切なく、むしろなるべく日常生活を継続することを薦めること。腰の牽引などの物療が症状を改善するという証拠はないこと、などです。よくある病気であるため、民間療法が多く、論拠のある治療法が系統的に確立されておらず、明らかに症状を改善するという証拠のある治療は「神経根ブロック」ぐらいだそうです。

で、今回その「神経根ブロック」をして貰いました。

「神経根ブロック」というのは、腹這いになり、レントゲンで確認しながら、腰部椎間に麻酔薬と抗炎症のステロイド剤を注射するものです。レントゲンで椎間を確認するのに造影剤を注入するのですが、この時に足に激痛が走ります。私の「腰痛」は、いわゆる坐骨神経痛なので、「腰痛」というよりも「下肢痛、下腿痛」なのですが、普段のこの「下腿痛」を何倍にもしたような痛みが一気に来ました。その後すぐに麻酔薬を注射するので、この痛みはほんの10秒間くらいのものなのですが、長く続いたら恐らく耐えられないでしょう。

この「神経根ブロック」を受けて、一時的には腰痛・下腿痛は改善しましたが、基本的には根治療法ではないため、また痛みが強くなってきました。

そこで脳外科のドクターに勧められて、今度は「AKA療法」という関節運動学を基にしたリハビリ治療法を受けてみました。

で、このAKA療法。受けた直後には確かに効果はあったのですが、とりあえず一度だけの治療では、また翌日には痛みが再発してきました。人によっては一度だけの治療で全く痛みが無くなることもあるようですが、私の場合そうはいかなかったようです。

とりあえず、今週またAKA療法を受けてみます。なかなか良くならない今回の腰痛。どうしたらよいのやら・・・。

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コメント

うが~~~っ!
大変ですね・・・僕は今の所小康状態が長いですが決して他人事ではありません。
体重は7kg減で横ばいです。せめてこれ以上増えないように維持しようと。
老後が心配ですねん。

投稿: ヘルス | 2006年11月20日 (月) 01時56分

およよ、どうも腰痛とは切っても切れない関係みたいね。僕も腰痛は長いお友達で(小学校4年生ぐらいからだったかな・・)根拠のない民間療法でずっと抑えています。最近でもたまに通ってるんだよ。西洋医学における効果的な療法をまた教えてね。
とりあえず、お大事に。
20数年前に荷物持ちをした者より!(^^)!

投稿: しーらかんすのしっぽ | 2006年11月20日 (月) 12時44分

>ヘルスさん
うが~~~っ!なのですよ!!!
今回の症状はどうも20年前の入院以来の大変なもののようです。
でも、「手術を要する腰痛はわずか1%」「安静よりも可能な範囲で日常生活の継続を」という専門医の言葉を信じて戦うしかありませんねえ。

>しっぽさん
そうそう20年前はお世話になりました。
あの時は近所のU山整形外科で「ほっときゃ治る」と言われたのでした!その治療法はもしかしたら現代の治療法を先取りしていたかも!!
また、効き目のある民間療法があったら教えてね。

投稿: | 2006年11月22日 (水) 00時51分

こんなに似た方がいたなんて、ビックリ!
私も大学生20歳の時、剣道の稽古中に腰が抜けて、そのまま救急に運ばれました。L4/5/S1の二箇所(MRI診断)の椎間板ヘルニアと診断され、イオタ出来るまでに3ケ月ほど要したと記憶しています。その時は整形外科的には手術を薦められましたが、父が『効果無し、いずれ再発する』と断り、長期リハビリのみで回復しました。でも、その後は一緒ですよ。年に2回は寝込むぐらいのattackがあります。また年中下肢の痺れがあります。仕事中、長時間のOP後は立てませんでした。麻酔科的なブロックも効きません。お気持ち凄く分かります。最近まで年中コルセットしていたんですが、これが大変!腰回りの筋肉が脆弱になってしまいました。仕方なく、泣く泣く今年は一日も装着せず暮らしています。
そうしたらどうでしょう!年始からまだ寝込む日がなありませんでした。マッチョな整形外科医の友人からは『鍛えろ~!筋力増強で痛みも無くなるんじゃぁ~』と日々気合いを入れられています。でもこの絶望的な痛みは経験した者しか理解不能なんですよね、上記文脈を読んでいるとひしひし気持ちが伝わって来ました。お大事に・・・・!
でも、サーキット走行は優れた鎮痛効果があるんじゃないですか(笑)!

投稿: PCEOユッキー | 2006年11月24日 (金) 16時35分

>PCEOユッキーさん
お久しぶりです。
いや~、ホント似ていますね。私は競技スキーをやっていたんですが、L4/5の椎間板ヘルニアと診断され、車椅子生活。なかなか改善しないため整形のドクターには手術しかないと言われました。けれども同室の患者たちに聞いたり、いろいろ調べたりすると、当時(20年前)の椎間板ヘルニアの手術成績はあまり芳しくなく、再発率が5割以上あったため、手術は断固拒否して物療とリハビリのみで治しました。ちなみに現在は脳外科のドクターによると再発率は5%ほどだということですが・・・。
私も毎日腹筋100回、スクワット100回などと結構鍛えてきたのですが、腰痛を恐れる余り背筋運動は避けておりました。これが良くなかったのかなあ・・・。腰に無理をかけない効果的な背筋を鍛える運動法があったら教えてください。

>でも、サーキット走行は優れた鎮痛効果があるんじゃないですか(笑)!
いえいえ、意外にポルシェの運転はいけるのですよ(笑)。乗り降りの時は痛いですが、運転中は特に苦痛はありません。オルガン式のクラッチを余り膝を曲げずに足首の動きだけで操作しているからかもしれません。これは嬉しい驚きです。セリカGT4に乗っていた頃は腰痛時には運転なんて出来ませんでした。

投稿: akamatsu | 2006年11月25日 (土) 22時38分

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