« '97 Carrera S Vs. '04 911 Anniversary Edition | トップページ | ビートルズ »

2006年8月 1日 (火)

「栄光のル・マン」

Le_mans_1 ポルシェ乗りとしては恥ずかしながら初めて「栄光のル・マン」を観ました。スティーヴ・マックィーンが情熱を注いだ「ル・マン」のレース映画です。

1971年の発表当時は800万ドルかけたマックィーンのホーム・ムービーと批判されたという話も聞きますが、私は映画としていい作品だと思います。

CGも特撮技術もない時代に、レーシングカーのクラッシュ・シーンを車のラジオ・コントロールだけで撮影した迫力もすごいし、激しいレース・シーンがメインの映画なのに何故か始終静かな雰囲気に包まれており、そのためによりハード・ボイルドな映画としてのたたずまいを作っている様に思います。またミッシェル・ルグランの音楽と相まって、他にはないこの映画独特の世界を作っています。

ストーリーとしてはシンプルで台詞も非常に少ないですが、この独特の映画の雰囲気の中では、語り過ぎない抑制の効いた演出が光っていて、マックィーンやヒロインのエルガ・アンデルセンのちょっとした仕草や眼の演技が饒舌に物語を語ります。

もちろん、スタントなしでマックィーン自身が運転したポルシェ917とフェラーリ512S(実際はローラT70のシャシーにコルヴェットのエンジンとフェラーリのボディー・カウルを乗せたレプリカだそうです。フェラーリが負けるというストーリーのせいでフェラーリの協力が得られなかったとか。)の死闘も見もので、私は画面から眼を離すことができなくてテレビの前から微動だにでませんでした。

また、ファースト・シーンにでてくるマックィーンの運転するナロー911がとても美しくて惚れ惚れしますよね。本当に綺麗な絵になる車です。こんなの見るとナローが欲しくなるんだよなあ。まあナローを飼うほどの甲斐性はないんですが。

|

« '97 Carrera S Vs. '04 911 Anniversary Edition | トップページ | ビートルズ »

本・映画」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「栄光のル・マン」:

« '97 Carrera S Vs. '04 911 Anniversary Edition | トップページ | ビートルズ »