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2006年2月

2006年2月23日 (木)

次期ファミリー・カー選定 続報

次期ファミリー・カー選定活動の続報です。

家族5人がゆったり乗れて、荷物も沢山積めて、運転しても楽しい車。それがコンセプトです。今のSAAB9-5 estateにはほとんど大した不満はありませんが、さすがに一年落ちで手に入れて7年目。買取の査定も引き取り料のみに近いでしょうが、来年5月の車検前には車を替えようと決意。

上記のコンセプトからすると、これまでと同様のワゴン車かいわゆるSUVが候補になります。私は、取り回しの良さや駐車場を選ばないことなどから、やっぱりワゴンかなと思っていたのですが、家内はどうせ乗るならこれまでと違うタイプの車に乗りたいとSUVを希望。この車を運転するのは8割がた家内なので、彼女の意見で車種はSUVに決定。

で、今のところレインジ・ローバーとカイエンが候補に挙がっています。

レインジは3代目の現行モデルが出たときに試乗しましたが、当時はその高級感やゆったりしたところの良さは分かるものの、キビキビした走りは望めないため、あまりいい印象を持ちませんでした。しかし普段の足として空冷ポルシェに乗るようになってからは、むしろファミリー・カーではゆったりのんびり走りたいと思うようになり、私の中ではレインジの株が急上昇。

一方、カイエンは言わずと知れたポルシェのSUV。V6には一度試乗したことがありますが、良くも悪くもポルシェらしい簡素な内装に、運転手にとってはスポーティー、同乗者にとってはややガサツな乗り心地だったことを覚えております。そのときの印象として、Sやターボを運転したことはありませんが、V6でも走りには全く不満はありませんでした。

land_rovermino さて、まずランドローバー箕面にてレインジの試乗。突然押しかけて試乗をお願いしましたが、快く引き受けていただきました。最初は家内が運転し、私は後部座席でのんびりと乗り心地を楽しみました。後部座席に居る限り何の不満もありません。乗り降りも高齢者には大変かもしれませんが、車高の低いスポーツタイプの車よりはよっぽど楽です。新しくハイスペックのSuperchargedも出ましたが、NAエンジン車種は2006年モデルよりエンジンがBMW製4.4リッターV8(286ps/5,400rpm、44.9kgm/3,600rpm)からジャガー製4.4リッターV8(306ps/5,750rpm、44.9kgm/4,000rpm)に変更され、低速での出足が良くなり、燃費も多少は改善されたとのこと。交替して運転席に座ってみると見晴らしのよい「コマンド・ポジション」からの運転操作に大きな不満もなく、3年前に運転したBMWエンジンの記憶をたどると、確かに出足はいい印象。踏めば加速も充分。ワインディングを飛ばすのでなければ全く問題のないハンドリング。ジャガー・エンジンはBMWエンジンほどの高回転型ではなく、レインジの性格に合っていると評判とのこと。ファミリー・カーとしては十二分でしょう。いや~満足、満足。ずいぶん長い距離を試走させていただきました。感謝、感謝。

Cayenne 一方、カイエン。続いてポルシェ・クラブでもお世話になっているポルシェ・センター北大阪へ。夕暮れ近い時間にもかかわらず、こちらでも快くV6の試乗を引き受けていただきました。感謝。
こちらは以前試乗したときとスペックは変わっていませんので、家内のみがハンドルを握り、私は後部座席へ。さすがに後部座席はレインジのあとでは分が悪い。決して褒められた乗り心地ではありませんし、内装もいかにも安っぽく見えてしまいます。ところが、運転席の家内は「これは運転が楽しい!」と絶賛。ここまで運転手と同乗者の印象が違うとは驚きでした。結論としては、カイエンはやっぱりスポーツ・カーであることが基本コンセプトであって、同乗者の乗り心地は最優先事項ではないということでしょう。

今回、全く方向性の違うレインジとカイエンを乗り比べて、非常に興味深い経験ができました。SUVといってもコンセプトや設計哲学が異なると、ここまで運転者・同乗者で印象が変わるものかと再認識した次第です。

new_cayenne さて、カイエン。正確には2007年モデルというのは登場せず、2008年モデルからフェイスリフトとなるようです。おそらく発表が2007年初めで、2007年夏ごろにリリースとなるでしょうとのこと。噂どおりV6のエンジンは3.2リッターから3.6リッターになり、すでにスクープ画像も出回っていますが、外装を中心に変更される予定だそうです。ニューモデルから輸入車でも義務付けられ、各方面で話題になっている「格好の悪い」フロントの補助ミラーですが、PC北大阪の方によると、現在ポルシェでは小型カメラを搭載し補助ミラーをつけない方向で検討中ということです。

で、どっちにするか・・・?
まだまだ楽しく悩みます。レインジは2-3年落ちの中古車でも結構値が下がりますので、新車で買うつもりはありませんが、カイエンは今のところ中古でもあまり値下がりがないうえに、どうせ買うならフェイスリフト後と思いますよね。その場合はSAABの車検後のリリースになるので2-3ヶ月はファミリー・カーなしで過ごさなくてはなりません。でも、カイエン、色々オプションを考えると結構高いんですよねえ。それでなくてもフェイスリフト後は50万円は値上がりするという噂もありますし。オプション・諸経費を含めるとV6でもおそらく中古のレインジより高くなるでしょう。私としてはレインジの乗り心地が忘れられないのですが、カイエンに乗ったあとの家内の嬉々とした表情からするとやっぱりカイエンかなあ。

aston_martinosaka ところで、ランドローバー箕面には現在なんと西日本唯一のアストン・マーティン正規代理店アストン・マーティン大阪八光が併設されており(4月からは心斎橋に移転予定)、DB9とV8 Vantageが展示してありました。またとない機会と、家内とふたりでいじり倒してきましたが、この話はまた次回にしましょう。

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2006年2月20日 (月)

空冷大魔界播磨科学公園都市Off-Linemeeting

IMG_0069 昨日は空冷大魔界のイベント「播磨科学公園都市Off-Linemeeting」に参加してきました。播磨科学公園都市は和歌山毒入りカレー事件のヒ素の分析でも有名になった大型放射光施設SPring-8のあるところです。

天気予報では微妙でしたが、一滴の雨も降ることはなく、非常に珍しい車も拝見できた楽しいイベントでした。

IMG_0083 IMG_0084IMG_0078-2写真はシュトロゼック993、GT40レプリカ、カウンタック・アニヴァーサリーです。その他、各種空冷ポルシェ多数、スーパーセブンといった車たちが大集合。

子供たちは施設内にある3Dシアターで「ゲゲゲの鬼太郎」を観て(次男は怖くて泣き叫びリタイア)、公園都市内の長ーい滑IMG_0096 り台のある公園で遊んでおやつを食べてご満悦。

私は眼の保養が出来たし、子供たちは充分に遊んで、みんな満足の日曜日でした。

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2006年2月11日 (土)

「トッツィー」

Tootsie 久しぶりの書き込みになります。大好きな映画「トッツィー」をDVDで観ました。

これは本当に名作だと思います。ダスティン・ホフマンの名演もさることながら、何と言っても脚本が素晴らしい。ありえないような設定の物語も時代背景や社会問題をスパイスに効かせてリアリティーのあるものとし、心に突き刺さるような名台詞が各所にちりばめられています。

長年の女友達(テリー・ガー)とベッドを共にしてしまったホフマンがジェシカ・ラングを好きになったことを告白したときのテリー・ガーの台詞。「友達じゃないか!」というホフマンに「そんな仕打ちをするのは友達じゃない、恋人よ!」。24年前に観た高校生の心にも響きました(笑)。ラストシーンでのホフマンとラングが交わす台詞も大好きです。「僕らはすでに一線を越えている。だってもう友達じゃないか。君を知ったあとの僕は君を知る前の僕よりずっといいよ。」といった内容だったと思います。

ホフマンの女装がずいぶん話題になった映画ですが、女装した男性としての演技ではなく、いわば劇中劇としての質の高い女性の演技がなされていることが素晴らしいと思います。ドロシー(女性)としての演技(いわば劇中劇)とドーシー(男性)としての演技が全く別人であり、ドロシー(女性)は当然ドーシー(男性)の人格だけれども、ドーシー(男性)はひとり歩きし始めたドロシー(女性)の人格とは無関係に男としての身勝手な行動もするわけです。自立しようとする女性の気持ちが分かるはずのドロシー(女性)であるドーシー(男性)は女性に対して身勝手な男性でもあることが、観客には示されるのですが、ドーシー(男性)自身はその矛盾に悩む様子もありません。私はこの映画の演出としてむしろこのところに好感が持てます。ここでドーシー(男性)が矛盾に思い悩んで女性の気持ちが分かるようになるのなら、「ハート・オブ・ウーマン」と変わりないですから。いえ、「ハート・オブ・ウーマン」は面白いコメディ映画だと思いますが、「トッツィー」のように何度も繰り返してみたくなる何かがないでしょ。私はこの映画は恋をする男性の気持ちを非常にうまく描いた映画だと思います。

この映画はキャストもいいし(ビル・マーレーやシドニー・ポラック監督の演技も素晴らしい)、デイブ・グルーシン、スティーブン・ビショップの音楽も大好きです。デイブ・グルーシンは映画音楽家として一番脂がのっていたころですし、スティーブン・ビショップのテーマ・ソングは名曲です。

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