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2005年11月29日 (火)

「あの頃ペニー・レインと」

今週はキャメロン・クロウ特集です。って最近、映画の話ばっかりですが。

almost_famousあの頃ペニー・レインと」はキャメロン・クロウの映画の中では一番好きかな。16歳でローリング・ストーン誌の記者になるキャメロン・クロウの自伝的な話でもあるのですが、そんな自分の経歴を嫌味もなく爽やかに描けるのはこの監督ならではでしょう。

ロックが産業化され始めてきた70年代のミュージシャン・グルーピー・評論家たちの純情で猥雑で混沌とした世界がストレートに表現されていて、当時の音楽が大好きな人はたまらない作品です。節目節目で当時の音楽を挿入して、臆面もなく「音楽」の力で映画を作り上げるのもキャメロン・クロウならではで、そんな曲たちのバックグラウンドや詩の内容を知っていれば、更に深く映画が楽しめます。

ストーリーの中核にある架空のバンド「スティル・ウォーター」のプロデュースはなんとピーター・フランプトンがやっていて、これがまたカッコイイ。こんなバンドが当時本当にいたら売れただろうなという音作りで、フランプトンも今からでもこんなバンド作ればいいのに。話の途中でフランプトンがいたバンド、ハンブル・パイがちょっとした悪者扱いで出てくるのも愛嬌です。

この映画はケイト・ハドソンの出世作でもありますね(2001年のゴールデングローブ助演女優賞)。白人にしてはちょっと平べったいファニー・フェイス(失礼)が私も好きなのですが、ゴールディ・ホーンの娘だとは最近まで知りませんでした(あまり似てない?)。しかもザ・ブラック・クロウズ(復活したと言っていいのかな?)のクリス・ロビンソンと結婚したとのこと。

「あの頃ペニー・レインと」という邦題より「Almost Famous」という原題のほうが2重3重の意味があって、映画を見た後は納得するのですが、やっぱり映画の題名としてはインパクトに欠けるのかな。キャメロン・クロウはささやかだけど実にいい題名をつけますよね。出世作「ザ・エージェント 」もそうでしたが。

キャメロン・クロウは切ない男(の子)の気持ちと音楽物を描かせればピカイチですね。次はデビュー作「セイ・エニシング」の話も書きましょう。

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コメント

キャメロン・クロウかぁ。今、「エリザベスタウン」やってるね。
僕が観てるのは「バニラ・スカイ」だけだなぁ。
いい監督だと言うのは十分分かっているんだけど、それだけに触手が伸びないと言うか…。
トム・クルーズとの「癒着」関係も今ひとつだし。
この作品は観たかったんだけど、めぐり合わせが悪くて、結局観れず仕舞いになってます。
しかし面白そうではありますナ。

投稿: 鈴麻呂 | 2005年11月30日 (水) 21時10分

キャメロン・クロウといわれても実はピンときませんでした。「ザ・エージェント」も「バニラ・スカイ」も見ていなくて・・・「あの頃ペニー・レインと」は題名も知りませんでした。私がいる地方都市ではおそらく上映されていなかったのではないでしょうか。akamatsuさんはどの映画を見てこの監督に注目したのかな?

投稿: Naru | 2005年11月30日 (水) 23時21分

>鈴麻呂さん
「エリザベスタウン」はどうも評判はいまいちのようですね。
「バニラ・スカイ」は映画としては原作の「オープン・ユア・アイズ」のほうが遥かに良かったですが、「バニラ・スカイ」は主人公(トム・クルーズ)の切なさの表現が好きです。

>Naruさん
僕がキャメロン・クロウの映画を見たのは割と最近で「あの頃ペニー・レインと」か「バニラ・スカイ」かどちらかが最初です。「バニラ・スカイ」ではあまり脚本・監督を意識しませんでしたが、「あの頃ペニー・レインと」ではこの脚本・監督は素晴らしいと思いました。実際、脚本ではオスカーを獲ってますし。それから遡って彼の作品を見ています。といっても比較的寡作なので、監督作品は今上映中の最新作を含めても6作だけです。
「あの頃ペニー・レインと」と「ザ・エージェント」は是非おすすめします。とにかく男(の子)の気持ちを描かせれば本当に上手いです。逆に女性の側の表現はあまり上手くないかもしれませんが。

投稿: akamatsu | 2005年12月 1日 (木) 01時20分

先日はコメントありがとうございました。
私のブログにも書きましたが、オイル交換の際は踏み板に載せて地上高を稼ぐのが安全と思います。
ただクランクケース側ドレンは画像を見ていただくと分かるとおり、ヒートパイプが邪魔してトルクレンチは使えません。
一番簡単な方法はタンク側だけの交換で、充分暖気したあとなら8リットル近く抜けると思います。
勿論火傷に注意しなければならないことは言うまでもありませんが。
尚、タンク側ドレンボルトは長さ5・6センチあるアルミ製で、ゴムのOリングでシールしてあり、交換前に部品を購入しておいた方がいいですよ。
私は次回の交換はタンクだけにします。

投稿: ドカポル | 2005年12月 1日 (木) 14時58分

ドカポルさん、ありがとうございます。
ウチのポルも何とか来週くらいには帰ってきそうです。
来年の保証期間終了後は僕もオイル交換に挑戦してみたいと思っています。ドカポルさんが考えているタンクだけの交換というのも面白いですよね。

投稿: akamatsu | 2005年12月 1日 (木) 16時23分

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受信: 2006年1月29日 (日) 12時56分

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