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2005年10月28日 (金)

「ザ・インタープリター」

the_interpreter 昨日はDVDで「ザ・インタープリター」を観ました。

主演ニコール・キッドマン、ショーン・ペン、監督シドニー・ポラック。

ニコール・キッドマンは本当に綺麗で知的で、暗い過去をもつ役でその魅力が引き立ちます。一方、ショーン・ペンの良さがあまりうまく描かれていなかったように思います。物語としては非常に複雑なのですが、暗い過去をもつ人間同士としてのニコール・キッドマンとショーン・ペンの心の交流が平行して描かれていきます。僕にはこのところに必然性が感じられなくて、感情移入できないままに終わってしまいました。複雑な政治背景の方の物語をもう少し削ぎ落として、もう少しショーン・ペンの描き方を深くした方が僕は楽しめたかも。

本筋の物語としては、初めて許可された国連でのロケを中心に、現在のアメリカと国連の立場を浮き彫りにしていきます。「銃を手に取るより、言葉は時間はかかるが・・・」「復讐をしても、一生喪に服さなければいけない・・・」といった下りはシドニー・ポラック監督による911後のアメリカに対するひとつの見方を提示しているということになるのでしょうか。

シドニー・ポラックの作品では僕は「トッツィー」が大好きなのですが、最近の作品では今ひとついいものがないように思います。もっと身近でシンプルな話を描いて欲しいようにも思うのですが。例によって監督ご本人がちょい役で出演しています。

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コメント

二コール・キッドマンとショーン・ペンは好きな役者なので観ようかなとも思っていたのですが、まちょっと地味そうな感じでパスしていました。評を見ると、観ないまま終わることになりそうです(笑)。
ショーン・ペンはマドンナの旦那だったころは「いい役者なんだろうけど…」って感じだったけど、いい歳のとり方してますね。「ミスティック・リバー」は絶品でした。

投稿: 鈴麻呂 | 2005年10月29日 (土) 22時58分

映画はマニアというほどではないのでシドニー・ポラック監督といわれても「トッツィー」「愛と哀しみの果て」くらいしか思いつきません。「サブリナ」や「ザ・ファーム」などもそうだったんですね。
実はニコール・キッドマンも実はあまり興味がなくて、今までまともに観たものがありませんでした。でも「PLAYBOY日本版2005年5月号」(実は徳大寺有恒の「最もダンディなクルマ選び」という記事にひかれて買った)でめったに取材に応じないキッドマンがインタビューを受けていて、自分について率直に語っているのを見て知的な人であることが分かりました。
「インタープリター」はヒッチコック風のサスペンスなのかなと思っていたのですが、このBlogでの紹介を見るとちょっと趣が違うみたいですね。参考にします。

投稿: Naru | 2005年10月30日 (日) 10時51分

鈴麻呂さん、Naruさん、コメントありがとうございます。
「ザ・インタープリター」、129分は退屈ではなかったし、そんなに悪くはないのだけど、あれじゃショーン・ペンはもったいないなあというのと、911後の政治的パーフォーマンスがちょっと説教くさいなあというとこです。
まあボクは二コール・キッドマンの顔を見てるだけで飽きませんけど(笑)。

投稿: akamatsu | 2005年10月30日 (日) 22時46分

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